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カテゴリ:出産、子育て
マグダラのマリア Mary Magdalen Artemisia Gentileschi(1613-1620)作 1.子供を見捨てようとしている母親が、出産直後、 子供と身体的な密着をすると、 赤子を捨てる確率は著しく減ってしまう。 ヒツジとヤギの場合は、母親が出産直後に羊水をなめている間に 自分の臭いを刷り込んでしまう。 この臭いのある子のみが、母親の助けを受けることができる。 臭いのない子は、一切の援助を受けることが出来ない。 人間の場合は、赤子を捨てたい親でも身体を密着させれば、 それ以後は、「子捨ての欲望」が少なくなってしまう。 だから、母親から必要な世話を受けたければ、 だき抱える気持ちを持たせるような、 まるまるとした愛らしさが必要なのである。 我々の祖先は、「愛らしさ」によって、母親から捨てられる危機を 乗り越えてきた。 そして、いったん母親を引き寄せたなら、母親の乳房を探り当て、 思い切り吸いつづけなければならない。 この事が、母親に生理的変化を引き起こし、 母親の身体を幸福感でみたし、 子捨ての気持ちを持たないようにできるのである。 2.小さな口で乳首に吸い付くと、 母親の身体にはオキシトシンが分泌される。 血圧は下がり至福の安らぎが母親に訪れる。 そして、母親の意識が変わり、彼女は赤ちゃんから離れ難くなってしまう。 主客転倒、幼児の欲求に母親がこの時から隷属するのである。 授乳が快感となり、授乳をしないと苦痛にさえなる。 脂肪に包まれた「愛らしさ」によってつり上げられたのは、 実は、母親ということになるのである。 ところで、よくよく考えてみたら 「ナンパしたつもりが、ナンパされていた」なんて、 心当たりないですか、男性諸君。 つり上げられたのは、貴方です。そう君ですよ。 つづく http://ec.blogmura.com/in/011738.html ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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