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カテゴリ:出産、子育て
Evelyn De Morgan ( 1855-1919) [ 女流画家 ] 1. 母親が幼児に対して話しかける調子は、人種、民族を越えて共通している。 A、何かをするように促すときは、上昇調になる。 例 それとれるかな? B、したことをホメてあげるときは、下降調を用いる。 例 いいこだね。 C、警告したり、禁じたりするときは、鋭く短くなる。 例 駄目、だめ。 D、慰めようとするときは、メロディ-がやさしく、 波が上下するような音声になる。 例 痛かったの、かわいそうにね。 この4つのパタ-ンは、全ての民族に共通している。 言語の基本的な機能は、こうした感情を表現するために 進化してきたのである。 幼児は、たとえ言語の意味が理解出来なくても、 こうした母親とのコミュニケ-ションを通して 自分の話す順番を学んでいく。言葉の訓練を積んでいくのである。 2.2000年、コ-ネル大学の論文で「つわりは、自分自身と 胎児に危害をもたらしそうな食品を摂取するのを 吐き気が防止している」ということを立証した。 A、吐き気をもよおす食品は、有害物質を含んでいる。 B、吐き気は、成長中の胎児が最も影響を受けやすい脆弱なときにおこる。 C、母親は、胎児の成長に最も感受性の強い時期に、 毒物を含む食品に嫌忌を示す。 D、胎児に有害な物質が含まれていない食品を主食とする 母親には、吐き気が起こらない。 世界116カ国、79146例を調査した結果、 吐き気を経験したのは66%であった。 その中で、最も吐き気を感じた国民は、日本人88%である。 英国77%、米国64%とつづく。 胎児の発生プロセスの中で、胎児の脳神経組織ができあがっていく時期と 吐き気を生じる時期がほぼ一致しているのである。 吐き気を催させる毒物には、胎児の遺伝子に突然変異を起こさせる 物質が含まれていることが多い。 動物性食品と植物性食品を比較すると、肉、鶏卵、魚、卵などの食品に対する 吐き気は、倍以上多かった。 そして、吐き気を感じた女性ほど流産が少ないこともわかった。 妊娠中の吐き気は、食品に含まれる毒物から母親と胎児を保護するため 進化してきた性質であると研究グル-プは説いている。 それにしても、日本人の「つわり」の多さは、有害物質の 摂取が世界の中で最も多い事にならないだろうか。 あるいは日本女性が有害物質に対して特別に敏感な体質なのだろうか。 確かめられてはいないが、奇形児が生まれて処理されている 胎児の数が、世界で最も多いのが日本人だったら・・・。 判断するのは、貴方自身です。 つづく アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 1, 2006 07:05:02 AM
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