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カテゴリ:出産、子育て
Pierre-Auguste Renoir (1841-1919) 1.息子は母親の寿命を縮める。 2002年、精神的に母親を痛めつけるだけでなく、生物学的にも 息子は母親の寿命を縮めることがわかった。 フィンランドのル-テル教団の牧師は、出生、洗礼、結婚、死亡、 埋葬の時期など1640年から1870年まで 人口について詳細な記録を残していた。 教区ごとに登録されいた記録を科学者が研究した結果、 男の子は、一人当たり母親の寿命を 34週間短くする事が証明された。 もともと、母親にとって、男の胎児は速く成長し、生まれるときは 体重が重い。出産についても、母親に負担をかけることはわかっていた。 しかし、記録からわかった事は、母親の平均寿命は、 男の子を産んで成人させるごとに減って行く。 女の子の場合は、逆に寿命を延ばすのである。 男児を育てることの難しさが、女の子よりも難しいことは、 わかっていたが、生物的にも男の子の方が、 より母親の資源を必要とするのである。 母親の寿命を縮めるのは、男子の出産の度にテストステロンが放出され、 テストステロンが免疫力を奪うことで寿命を短くすると考えられている。 性比が、男106 女100であるのは偶然ではない。 男は、死亡しやすいのである。 幼児の事故死の可能性は、女の子に比べて4倍以上である。 暴力、犯罪の可能性は、圧倒的に男子に多い。 母親は、生物的に寿命を縮めるのみならず、精神的にも ストレスが多くかかるのである。 2.ルノワールは言った。 「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ? 世の中は不愉快なことだらけじゃないか」 つづく アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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