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カテゴリ:本
初めて読む作家さんです。 人は、ほんとうにみずからの意志で 自分の人生を選び取ることが できるのだろうか・・・ 恋愛、仕事、結婚、出産、家族、死・・・。 大手企業に勤務するキャリア女性の29歳から40歳までの “揺れる10年”を描き、「運命」の不可思議と その根源的意味を鮮やかに描いた 書き下ろし900枚、待望の刊行。 ↑という帯の言葉に引かれてしまいました。 だってねぇ~、揺れる10年興味あるじゃないですか! ちょうど私もこのあたりのお年頃ですし。(笑) 選べなかった未来はどこにもない、未来など何一つ決まってはいない。 ・・・佐智子は手紙の中でそう記していた。 だからこそ一つ一つの選択が運命なのだと。 それはほんとうにほんとうだろうか。 あのとき、康との結婚を選ばなかったことは、私にとって運命だったのだろうか・・・。 ずばり!キーワードは「運命」 ・・・と私がいうまでもないって感じ?(^^;) 主人公は、亜紀という女性。 この亜紀がいろんな事に遭遇しながら「運命」について考える。 なんて書くと、味も素っ気もないな・・・(--;) 読んでいて、とてもうなずける部分もあるんだけど、違和感を覚える部分も。 それは人それぞれ、「運命」というものに対しての考え方の違いでしょう。 でも私は、亜紀が多分辿り着いた、なんとなく受け身な運命感?にはいまいち共感出来ないのです。 えーと、わかりづらい書き方になりましたが、亜紀が受け身な人というわけではありません。 言っちゃうとね、私が「運命は自分の手でつかみ取れ!!」みたいな話の方が好きなだけですね。 でも・・・あの時、ああしていれば。なんてことは考えちゃいました。 私にも、いろいろあったってことね。お~~ほほっ。(←?) この作家さん、どうも男の人みたいです。 それを知って、なんとなく納得・・・ 1600円+税 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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