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カテゴリ:本
綾辻氏の「館」シリーズが好きな私。 新作が出たので早速・・・といきたいところなんだけど この本、「ミステリーランド」っていう子供向きのシリーズなんだよねぇ~。 あっ!でもあとがきに「少年少女向け」の皮をかぶりつつも本書は「館」シリーズの正統な第八作です。 とあるので読まないとね♪ とある古書店で、たまたま手に取った1冊の推理小説。 読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。 その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出・・・ 三知也が小学校6年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。 いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、 それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。 クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、<リリカの部屋>で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが・・・!? う~~~ん、シンプルな感じのする「館」シリーズやわ。 でも、今までの大人向け?の路線を引き継ぎながらも子供向けに書かないといけないので大変だよね。 うんうん。 私は大人向けの方が好きやけどね。(笑) 本格推理小説ってことになると思うんだけど、若干ホラー仕立て。 犯人も、なかなか曖昧なのねぇ~。(←ネタバレか!?) びっくり館とかいっておきながら、あんまりびっくりでもないし。(笑) 正直、物足りないです。(^^;) それにしても、この「ミステリーランド」ってシリーズのあまりの豪華執筆陣には驚いた。 そして、お値段にも驚いた。(爆) 2100円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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