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カテゴリ:よもやま(その他)
会社からの帰りの電車の中で、「ノータイム詰碁」を読み疲れて(このレベルの詰碁で疲れて
いるようではお話にならないが)、ふと顔を上げたら、斜め前の座席にその人が座っていた。 漫画家の楳図かずお氏。 赤と白のストライプの帽子をかぶり、赤地に白の星型のちりばめられたジャンパーにジーンズ といういでたちで、伊勢丹の小さな手提げ袋を膝の上にのせて、ちょこんと座っていた。 テレビでみるまさにそのままの派手な格好でありながらも、その座った姿勢に、何だか微笑ま しさを感じた。 私は思わず目を見張ってしまったが、周りの人達は特に関心がないのか、あるいは触れてはい けないと思っているのか、何の反応も示していなかった。 氏は私と同じ終点で電車を降り、人ごみの中に姿を消した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.02 01:13:55
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