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いぐままのモロッコPetitコラム

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いぐまま7163

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2007年05月09日
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時ははるか昔1500年前のイスラム王朝。北アフリカ全土から現スペインに至るまでの広大な領土を制したその国は、ベルベル人によって統一された最後のイスラム王朝でした。その華麗な王朝文化は、アラブ、ベルベル文化と融合しながら、アンダルシア地方にて集大成されたといわれます。現モロッコ人の受け継ぐ伝統文化は、この頃の文化の影響が大きく、「お菓子」だって、例外ではありません。
オリエンタルな国のPATISSERIE(パティスリー)というと、共通して、「ナッツ系の焼き菓子」をさします。モロッコのお菓子もその一例ですが、フランス語でPATISSERIE FINE MAROCAINE(パティスリー・フィン・マロケン=モロッコの上菓子)と言われるものは、モロッコ風プチ・フールといった感じで、見た目にも美しく、上品で、そして意外にも甘さ控えめなんです。モロッコでは、主に伝統行事やお祝い事、来客用にもてなされ、アーモンドのフィリングをベースに、ココナツやクルミ、胡麻、オレンジの花水を加えたりして、それぞれの風味の違いを楽しみます。
フランスの影響も大きいモロッコでは、フランス菓子ももちろん大人気。西欧菓子を積極的に受け入れながらも伝統菓子を重んじるその生活文化。世界の極東と極西にありながら、どこかに相通じるものを感じるのは、私だけでしょうか。





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最終更新日  2007年05月10日 18時05分00秒
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