＊うちも　３姉妹＊

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• 桜の移植

  実家に植えられていた桜の木。亡くなった実父母が、初孫（うちの長女）の誕生記念に植えた木。病気になって管理もままならなくなってきたことから、春になって桜の花を見たら、残念ながら切り倒すということが決まっていました。結局、桜を見ることもなく二人とも亡くなってしまい、残された私たちが最後の桜を見たら切ろう、ということになっていたのですが。。。 旦那がうちに引き取る方向で話をすすめてくれました。もともと私は木や植物が苦手で（虫が嫌いだから）、庭に木を植えるつもりはなかったのだけど。それでも、実父母の気持ちの入った木なので、毛虫と格闘しながらも育てていこうかなぁという気持ちになりました。移植は桜の木が休眠状態になったら・・・ということだったので、今の時期に。枝には小さなつぼみが付いているけれど、次の春には花が咲くのかな？移植後すぐは咲かないのかな？とにかく、しっかり根付いて、花を咲かせたら、仏壇に写真を飾ろうと思います。 

  2012年11月22日

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• ご報告、再び・・・

  ご無沙汰してます。お久しぶりです。先日の父の件では、暖かいメッセージをありがとうございました。まだこちらに訪れてくれている方がいるのかどうかわかりませんが・・・。2月6日の朝、母が他界しました。父の四十九日を待つことなく。私と姉の二人が見守る中、静かに息を引き取りました。最期の１０日間はほとんど会話もすることなく、ただただひたすら眠ってばかりでした。癌がわかってから一ヶ月と少し。短い間でしたが、母の希望で緩和ケア病棟に入り、静かに暮らしました。痛みや肝臓機能低下による様々な症状に悩まされながらも・・・。仲良しだった父と母が、これからもずっと仲良しでいてくれたらいいなぁと思っています。また、これからは今まで通りここに普通の出来事を書いていきたいと思ってます。ちなみに、二女は帯状疱疹→インフルエンザB型。三女は溶連菌感染症→水ぼうそう。長女はインフルエンザB型。踏んだり蹴ったりの日々です。二女のインフルエンザは現在進行中・・・。

  2012年02月12日

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• ご報告

  暮れも押し迫る12月30日、父が他界しました。家族が異変に気づいたのが31日の朝で、自宅ベッドの上ですでに亡くなっていました。実は、母が12月に入ってから調子を崩し、下旬から自力で全く歩けなくなっていました。歩けないというより、自力でベッドから起き上がることさえできず・・・。12月の半ばに整形外科で下された診断は「大腿骨頭壊死症」。人工骨にする手術が1月下旬に決まっていました。でも、入院もさせてもらえず、とにかく手術ができる時まで頑張って自宅のベッドの上で耐えているという感じでした。そんな中での父の突然の死。最期の最期、思ったように父のお世話をしてあげることができなかったことを母はとても悔やんでいました。そして、あまりにも母の体調がすぐれないので、元旦に救急病院へ連れていきました。そこで診断されたのが「悪性腫瘍の疑い」でした。三が日が明けてから検査。ちょうど父の葬儀の日。そして、そこで下された診断は、父と同じ「膵癌」でした。それも末期。体力的に２～３か月も無理かも。残された時間は１か月とか数週間というレベルのようです。できるだけ孫たちを母のもとに連れて行って、少しでも気持ちを和ませてあげたいと思ったのもつかの間。二女が「帯状疱疹」になりました。年末年始とバタバタ過ごしたせいかも。三女はまだ水ぼうそうになっていないので要注意です。そして、母も水ぼうそうになっていないかも・・・というので、二人を連れて行って会わせてあげることもできません。今週末は母の誕生日。長女と私の二人で、妹たちの手紙を持って、母に会いに行こうと思っています。いろいろとご心配くださった皆様、ありがとうございました。また少し落ち着いてきたら更新させてもらいます。

  2012年01月11日

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• 今日から入院

  今まで使っていた抗がん剤の副作用に悩まされているため、今日から飲み薬を変えるらしい。今日は２週間に一度の点滴の日。そして、新しい薬を飲み始めるので、様子を見るために入院となりました。身体の弱い所（粘膜とか）がとにかく痛いらしく、それもあってかと。新しい薬は、肺炎を起こしやすいともいうし、とにかく心配です。本当は、もう抗がん剤はやめたら？と言いたいのだけど。本人の意志なので、どうしようもないです。 

  2011年11月11日

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• リタイア

  先週の土曜日、急に思い立って実家に行ってきました。長女の修学旅行のお土産を持って。後、先日、父がウォークマンを買ったのだけど、それを使えるようにするために。もう抗がん剤の副作用もろもろで、目もあまり見えなくなっていて、PCを開いたりもできないみたいで・・・。テレビも見られないし、パソコンもできない、もちろん本も読めない・・・ので、後できることと言ったら音楽を聞いたりするだけ。もともとクラシック音楽が好きなので、その手のCDをたくさんウォークマンに入れてあげました。そんなこんなで3～4時間程度の滞在だったけれど、父は相当弱っている。目に見えてわかる。多分、座っているのも辛いのだと思う。それでも入院はしない、なんて言っていたのだけれど、昨日、やっぱり辛い時は入院するようにする・・・なんて電話をしてきた。「これから寒くなるから、病院はあったかくていいかもよ」なんて言ってみたけれど・・・。そして、７０歳の誕生日（6月）まで続けたい、いや、３月までは続けたい、いや、せめて12月末までは続けたい・・・と言っていた仕事も、やっと辞める気になったらしい。一日２～３時間の間、座っているだけでもしんどいのだろう。そして、目もあまり見えないし・・・。昨日、仕事を辞める手続きをいろいろとしてきたらしい。長い間、お疲れ様。

  2011年11月09日

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• 安産

  昨日、腹水を抜いてもらう処置をした父。帰宅後、「安産だったわ～」と報告の電話をもらいました。「3700もあったけど～」と。4リットル近くもお腹に水が溜まっていればそりゃあ苦しいよね・・・。でも、やはり抜いてもらっても、またすぐに溜まってくるらしい。つらいなぁ。

  2011年11月01日

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• 腹水

  ここのところずっと腹水と手足のむくみに悩まされていた父。むくみの方は、マッサージをしたりしているらしいのだけど、腹水の方がもう我慢の限界らしい。利尿剤を出してもらったりして様子をみていたけれど、とても苦しいらしい。腹水がたまってるというのは、多分、相当よくないんだと思う。でも、いろいろ調べるのは、余命を数字で見てしまうようで嫌だと、母は調べたくないらしい。結局、病院に電話をして、今日、主治医の先生に腹水を抜いてもらう処置をしてもらうことになったらしい。決まったとたんに私に電話をしてきた父。何かあるとまず私に電話。母も「またかけてる」と半分呆れているらしい。近くに姉もいるけれど、多分、離れている私の方が直接ではなく電話なので話しやすいのかもね。来月には体調のいい時に母と鹿児島旅行へ行くつもりにしていたようだけど、行けるのだろうか。ひとつでも多く思い出作らせてあげたい。 

  2011年10月31日

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• 

  古希のお祝い無事終了

  最近、日記さぼってばかりです。簡単なピアノの記録すら・・・。先日の連休、実家に帰ってきました。父の古希のお祝い、に。先週の金曜日に２週間に一度の点滴（抗がん剤）を打ったばかりだったので、あまり調子はよろしくなかったようで。それでも頑張ってましたが。夜は一応ごちそう作って、父母、姉家族、私の家族みんなでお祝い。紫色の花束を贈呈し、飾って。私は四つ切のフレームに写真をちりばめて持って行きました。孫６人と一緒の父の写真をかきあつめて。PCに入っていたのを１１年間分見て探しました。喜んでもらえたので、やってよかったな。後は、ダウンのルームベストをプレゼント。家でじっとしていることが多く、すっごく寒がりになったので。一応ワイン色（紫のつもり）。 【送料無料】とっても好評の軽くてあったか肩のこらない羽毛ベスト♪寒い夜もこのダウンルーム...価格：12,600円（税込、送料別）すっかり痩せてしまったとは言え、以前より小さいサイズを選んでよかったのかどうか迷ったけれど、結果、ぴったりでした。つらい身体をおして、いつものようにまたみんなのためにガトーショコラを焼く父。。。無理しなくていいのに、と思うけれど、今は自分のやりたいようにさせてあげるのが一番かな、と思って作ってもらいました。お土産用に持って帰ったのだけれど、コドモたちは「やっぱりおじいちゃんのガトーショコラは最高だね！」なんてのん気に言ってます。いつまで食べられるかわからないのだよ・・・。最後であってほしくないけれど、最後かもしれないのだよ・・・。記念に写真も何枚か撮ったけれど、病気が発覚して、この１年弱ですっかり小さくなってしまった父。７０歳になんて全然見えないと思っていたけれど、写真を見ているとつらくなってきてしまいます。ユカリなんて、父の手を見て、「チンパンジーの手みたい！！」なんて言ってるし。薬の副作用で黒くなった肌と、しわくちゃの感じが、最近本で見たチンパンジーの手にそっくりならしく何はともあれ、無事にお祝いできてよかったです。

  2011年10月11日

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• 古希のお祝い

  昨晩、久々に母の携帯から電話がありました。父からは頻繁に電話があるのだけど、母からだとドキっとする。仕事帰り、バスから降りて家まで歩く間の電話だったよう。家ではじいちゃんが側にいるから話せないから・・・・と。少し前に父本人からちらっと聞いていたのだけど、どうもあまりよくないらしい。腫瘍マーカーの数値が、一時期落ち着いていたのがはねあがったり。そして、背中の方に新たに影があるとか。膵臓から転移していた肝臓の方は落ち着いているものの、背中の方の大動脈（？）のあたりがどうも怪しいらしい。今飲んでいる抗がん剤も効いていないのだったら、苦しい思いしてまで飲まなくってもいいんじゃない？的なことを母が言ったら、父がすごく怒ったらしい。多分、まだまだ頑張りたいんだと思う。そして、最近すごく怒りっぽくなった・・・と。私は毎日会ってるわけではないし、電話だけなのでそんな風には感じないけれど。で、父の誕生日は6月で、すでに69歳を迎えている。なんだか数えとか満とかよくわからないけれど、そして今ってすっごく中途半端な時期だけど、まだ好きなものだけでもおいしく食べられるうちに、古希のお祝いをしてあげようという話になった。ちょうど10月の連休に会いに行く予定にしていたので、その日をお祝いの日にしよう、と。何を用意したらいいか、今、いろいろと考え中。

  2011年09月27日

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• 

  父の誕生日

  明日は父の誕生日。「プレゼント何がいい？」と聞いているけれど、「考えてみるわ～」と言ったきり。そうだよな～。困るよなぁ・・・。いつもならプレゼントしたりしなかったり。気まぐれな私でした。だけど、今年はスルーできない・・・。来年の誕生日があるかないか、って考えてしまって。食べ物と言っても、食べられるものも限られているし、本当に困ってしまう。結局、うどん。今、積極的に食べられるものはうどんだそうで・・・。本当はもっと栄養のあるものをしっかり食べてもらいたいのだけれど・・・・。 でも、讃岐うどんの半生タイプのうどんと言ってもいろいろ。それぞれの好みもあるし、当たりはずれもある。以前手土産に持っていったうどんは『当たり』だったらしいのだけど、どこで買ったのか、どこのうどんだったのかも記録なし（どっかのスーパーで買ったか？？？）仕方ないので、博打的に選んで送ってみた。食の細くなった父でも食べられそうな、１人前用のものがあったので。（大体２人前からで、なかなか１人前ごとのものってない！） 15人前つゆ付、二段階熟成、押し練り、包丁切りの讃岐うどん作りの技で丁寧に仕込んだ讃岐うど...価格：3,350円（税込、送料別）  食べてみて、父的に『はずれ』だったら、また他のイロイロ探して送ってみるわ～ということで。 そして、うどんだけじゃ寂しいので、ブリザーブドフラワーも。また、元気のでそうなオレンジ＆黄色タイプ。 ウエルカム　サマーアレンジ・ミニ　　人気商品☆フリーメッセージOK【誕生日、お祝い、出産祝...価格：4,400円（税込、送料込）病気になってから、父が気難しくなったとメールでつぶやいていた母。二人とも少しでも明るい気持ちになってくれたらいいなぁ。 

  2011年06月03日

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• 楽しめたかな

  土日で父母が家に遊びに来た。父は何をするにもすぐ疲れるし、遠出もできない。なので、日曜の昼食にうどんを食べに行った以外は特に外出もなし。家でまったりしていただけだったけれど・・・。それでも十分楽しめたかな？ また夏に来られたらいいな～と言っていたらしいけれど、今くらい元気でいてくれたら来られるかな。抗がん剤の副作用で少々薄くなってきた頭。「もうすぐ夏だからクールビズ！」だなんて、みんなで笑っていたけれど・・・。２階にもトイレがあるから、と２階の空き部屋で寝てもらったのだけど、やはり夜中は１階まで下りてトイレに行っていたらしい。おなかの調子がよくなく、下痢ばかりなので、気にしていたみたい。３～４回は行っていたかな。次に来たときは１階の和室（子供の机が並んでいる）をなんとか片づけて布団を敷いてあげよう・・・。 夏休みに実家に帰った時には、長女に勉強を教えてもらうように旦那が頼んでいた。一応父は現役塾講師。細々ながらも続けていくことで、生活に張りがでているみたい。一応専門は数学だけれど、長女には英語でも教えてもらって、秋には英検５級でも受けさせようかしら・・・？ ６月の父の誕生日、そして父の日・・・・何か欲しいものがないか聞くの忘れてた。さて、何にしよう？ 

  2011年05月15日

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• 父母が遊びに。

  本日、6回目の抗がん剤の投与を受けた父。明日、その父が母と一緒にうちに遊びに来ます。手術後、ずっと来たいと言っていたけれど、なかなか調子がすぐれなかったり、こちらも都合がつかなかったり（三女の溶連菌騒動とか）・・・と、のびのびになっていました。なので、やっとです。最初は車で来ると言っていた父。高速で１時間ちょっと・・・・。それはちょっと・・・と思って、やめてくれ～！と言いました。電車でも１時間。 駅までは車で迎えに行くから～と、電車で来るようにお願いしました。もちろん、実家まで車で迎えに行ってもいいよ、と言ったのだけれど、気を使ったのか却下されました・・・。帰りは送ってあげてもいいなぁと思ってるけど、やはり遠慮するかなぁ・・・。  体調の方は、本人的には大丈夫だと言っていますが、それでも無理はできません。日曜の昼にうどんを食べに行く！というのが目的（？）のようですが（うどん屋が日本一多い県です）・・・さて、明日の晩御飯は何を作ろうかな？やはり食欲もあまりなく、食べたいと思うものもなかなか見つからないようで・・・。いろんなものをたくさん作って、食べれるものをチョイスしてもらうしかないかな。うーむ・・・悩むな・・・。  

  2011年05月13日

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• 少しずつ再開

  震災があってから何も書く気になれずにいました。みなさんのところに少しずつお邪魔はしていましたが・・・。西日本に住む私にできることを見つけて実行にうつしながらも、今までどおりの生活もしていこうと思ってます。 先日の連休には、退院した実家の父に会ってきました。泊りだと気を使うし、母の方までも疲れると思ったので、日帰りですが。子どもたちを連れていったので、父も嬉しそうでした。もちろん、騒がしかったとは思いますが・・・。そして、３姉妹の為に、父は「ガトーショコラ」を焼いていてくれました。父はいつの頃からかガトーショコラ作りの名人（？）で、以前から、帰省するたびにお土産に持たせてくれていました。３姉妹にとっては「おじいちゃん＝ガトーショコラ＆ピザ」という図式ができあがっています。おじいちゃんの作るガトーショコラとピザは最高だそうで・・・。まだ体力ももとに戻っていないのに、頑張って作ってくれた姿を思うと涙が出てきました。３姉妹も心して食べたようです。 術後で食べられるものが限られているからか、食欲もあまりなく、体力がちゃんと戻るのかどうかとても心配です・・・。何かできることがあればいいのだけど・・・。 次の週は、年末に亡くなったひいおばあちゃんの法事でした。頑張って座って、頑張ってお経を読んでいた３姉妹。そのあとは、旦那のいとこの子どもたちと仲良く遊べてました。今週末はいよいよタラ子のピアノの発表会です。今年は・・・・平年に比べて仕上がりが・・・・・・・・。やはり難しすぎる選曲だったかな。。。と少し後悔してます。でも、ま、ここまできたらなるようにしかならないので、とにかく後数日頑張ってほしいと思ってます。   

  2011年03月29日

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• 退院

  父、本日退院しました。「家についた！」とさっそく電話がかかってきました。 病院はとってあたたかかったので、家は寒いみたいです。風邪をひかなければいいのだけど・・・。それでも、きっと、「我が家が一番」なんでしょうね。 

  2011年03月06日

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• 第一回目抗がん剤

  今日は、父の最初の抗がん剤投与の日でした。昨日のうちに血液検査をし、OKが出たので、今朝無事受けられたようです。昼に電話がかかってきました。「無事終わったよ～」と。吐き気止めの点滴と、抗がん剤の点滴と、錠剤服用と・・・。父も母も何も言わないけれど、もう一回目の抗がん剤を受けたということは、先生から、父へ肝臓への転移についての告知はあったのだろうか？わからないけれど・・・私はいつも通り元気に対応！「じいちゃんがまた頻繁に電話するかもしれんけど、よろしく～」と母。そんなことで気がまぎれるなら、一日何度でも大丈夫だよ。 

  2011年03月04日

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• ありがとうの電話

  昨日、父からありがとうの電話がありました。急に思い立って送った「結婚記念日おめでとう」のお花。綺麗だったから写メ撮った！と嬉しそうに話してくれました。 そして、今日、その写メが送られてきました。送り方が分からなかったから、姉に聞いたらしい(笑) １本残っていた管も今日全て取れたらしく、少し身軽になった、と。これで階段の上り下りもできる、と喜んでいました。 お花、送ってよかった。また、来年も再来年も送れるといいな。 

  2011年03月01日

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• 結婚記念日

  今日は結婚記念日。私のじゃなくて、実父母のです。毎年、二人でささやかながら食事に出かけていた父母。今年は父入院中で行けない。何もないのは淋しいだろう。ということで、病院にお花をおくってみました。（おくってみたというより注文してみた）お見舞いのお花、というより、お祝いのお花？？後１週間で退院の予定だけど、邪魔なら母が家に持って帰るだろうし。色は元気になりそうな黄色。今日はお腹から出いている二本の管のうちの一本を抜く日らしい。 週末、母から連絡がありました。肝臓への転移、やはり確実のようでした。望みを託していたいろんな治療も適応外と認定され、母は落ち込んでいます。後、半年、１年、２年・・・。今のところ父は手術もしたし、10年くらい生きられると思ってるはず、と母は言います。が、多分、父はそれほど生きられるとは思ってないかも・・・。電話の向こうの父は声もか細くなって、元気に対応する私の声ばかりがでかいです。 今週の木曜日と金曜日には最初の抗がん剤治療の予定です。その前後に、主治医が告知をする方針です。やはり、本人に決めさせてあげなきゃ、ということで。   

  2011年02月28日

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• お見舞い

  日曜日、手術後初めて父に会ってきました。メールや電話ではちょくちょく連絡していたけれど・・・。コドモたちはパパや義父母たちが面倒みてくれたので、ほぼ丸一日。 まずは、体調崩して寝込んでいるという母の元へ。母はすぐ肺炎を起こしたり熱を出したりするので、父が心配していて・・・。案の定、熱は出なかったようで、一日休んだら起き上がれるようになったようでした。とは言え、常に胸が痛むらしいので要注意。いつ熱を出すかわからないので心配です。 父の退院後、一階が寝室の方がいいだろうと、二階にあったベッドのスプリングなんかを移動させたりしました。（トイレも一階にしかないし・・・）結構な重労働だった（次の日筋肉痛！）のだけど、母は一人でするつもりだったらしい。階段から放り投げればなんとかできるかな～なんて思ってたらしく。怖い怖い・・・。ま、隣に姉が住んでいるので、もちろんその時には手伝ったでしょうけど・・・。母は「寝る場所が変わったらしばらく寝られないかも・・・」なんて言っていたけれど、もし母が熱を出したら、一人で階段を下りるのが危なっかしいのでちょうどよかった。昼からの面会時間には、母と一緒に父の所へ。やせ細って大きな声も出せず、体力がなくなっている感じでした。トイレへは一人で行けているようだけれど・・・。 病院では、３姉妹の最新写真集（孫たちの写真を印刷したアルバム）を見せてあげました。父だけでなく母も喜んでいたので、頑張って作って持って行ったかいがありました。そろそろ肝臓の方の検査結果が出るころです。父は肝臓の方によくないものがあるかも、ということは聞かされているようです。余命のことは知らないけれど。手術から２週間がたつので、そろそろ検査結果が出る頃だということも気にしているようでした。 母は、抗がん剤でつらい思いをして１年を過ごすなら、余命をどう過ごしたいのか、どういう治療を選択したいかを本人に決めさせてあげるのがいいのかな・・・と悩んでいました。でも、私には答えは出せず・・・。  自宅に帰ると18時をすぎた頃だったのだけど、パパが晩御飯を作ってくれてました。ありがとう。    

  2011年02月22日

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• メールをしたいけど・・・

  昨晩、母と少し電話で話しました。昼間よりも少し落ち着いてきていた母。詳しい話も聞けました。 肝臓へ転移していたというがん。実はまだ手術の時に取り出した組織の検査中で、正式な結果は出ていないということ。ただ、医者のみたてから、がんである可能性がとても高いということ。 父は何かを感じているのか、手術は何時に終わったのか、とかいろいろと聞いて回っているようでした。医者からの説明も何かひっかかるものを感じるのか・・・。１０日～２週間後に正式な検査結果がでるまでは、とにかく黙っていることにしているので、私もどういうメールを送って励ましてあげればいいのか・・・。昨日は、傷口はどう？というメールを送っただけ・・・。 母は、後１年と言われても２年３年あるかもしれないし、奇跡を信じて明るくしてなきゃ、と思っているようでした。大好きな旅行も国内ならばできるだろうから、行けたらいいな、とか。  父に何かメールしたいけれど、できないでいます。 

  2011年02月09日

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• 手術　その後

  昨日、父の手術でした。昼ごろからの手術に間に合うように１０時ごろには病院へ行き、一緒に過ごしました。手術開始は30分ちょっと遅れ、13時10分ごろに手術室へ向かいました。母と姉と私、みんなと握手をして手術室へ入っていった父。母の心配は手術が途中でできなくなること。腹膜に転移が見られたら、即おなかを閉めると言われていたので、２～３時間はそればかりが心配で過ごしました。なるべく母を励ますために、３姉妹の写真を持って行ったりしていたので、それを見ながら・・・。17時になり、もう手術中止はないだろう、ということで、私は自宅へ。本当は最後までいたかったけれど、終わりは夜中になるということで、高速を走って帰る私を心配し、早く帰れという父と母の気持ちを尊重して。手術が終わったら連絡をくれるはずだったけれど、7～8時間と言っていた手術時間も10時間を超え・・・姉にメールを入れたらまだかかる、ということでした。0時を過ぎたころ、やっと終わったというメールが入ったきりでした。手術が終われば医師からの説明とICUへの面会があるので、きっと自宅へは２時や３時の帰宅になり、疲れているだろうと思い、こちらからそれ以上の連絡はしませんでした。今朝もまだ疲れて寝てるんじゃないかと思ったり、いろいろ考えてなかなか連絡を入れられず。でも、あまりにも音沙汰がないので、姉の方に連絡を入れました。母は父の面会へ行っているらしく、帰ったら連絡する、と。  先ほど、自宅へ戻った母から電話がありました。肝臓へ転移があった、と。   PETにはうつってなかった肝臓への転移。生研をするとやはりがんで、ぽつぽつと小さく散らばっているので、全部は取れず。余命１年。   母は動揺していました。父に会いに行ったけれど、長くいられなかった、と。もうＩＣＵから病室へ戻っていたらしけれど、長く一緒にいられなかった、と。まだ１～２週間ほど、体調が回復するまでは、肝臓への転移は本人には言わない方針。手術をしたらそれなりに普通の生活ができる、そう信じて長い手術を頑張った父になんて言えばいいのだろう。母になんて声をかけたらいいのだろう。これから私に何ができるだろう。どうしたらいいのかわかりません。    

  2011年02月08日

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• オペの日確定

  3日に外科を受診した父。夕方、電話がありました。 オペが7日の朝からに決定。5日の昼から入院になったようです。オペの詳しい開始時間はまだ不明。母が一人で待つのが心配なので、できるだけ行こうと思ってます。できれば早めに行って父にエールを送っておきたい。 父からの電話からわかった大体の内容●膵臓の浅い所にガンあり。　（深いところだと黄疸が出たりするので、それで発見されたりするらしい）●肝臓、胆のう、腎臓には転移なし。●リンパ節に２~３か所転移あり。●動脈にも転移あり。　（神経が通っているので全部はとれない。全部とると、下痢が止まらなくなる？）●開けてみて、腹膜に転移が見られた場合には、すぐ閉める。●腹膜に転移がなく、予定していたオペが進むなら、7~8時間程度。●オペの内容としては、十二指腸を全部（？）とり、膵臓を1/3~半分とり、　膵管（3ｍｍくらい？）を腸につなぐ。●膵臓が半分になることで、膵液（？）が足りなくなることになるので、　インシュリンの注射が欠かせなくなるかも。　●腫瘍マーカーの値（どの値かは不明）が、3週間前に4000くらいだったものが、　現在6000。そんな感じです。難しくてよくわからないけれど、一応大まかな記録。 

  2011年02月04日

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• 一旦自宅へ

  1月18日から検査入院していた実父、30日に一旦退院となりました。そして、31日に、別の病院の外来で検査。ＰＥＴ　ＣＴです。県内にはまだあんまりないらしく・・・。入院して行った検査では、最終的に癌細胞を採取できなかったので、ここで最終的な判断を下すみたいです。そして、３日には再び受診。次は内科ではなく外科です。そこで、手術のことなどについて決定、のようです。今日、父から電話がありました。といっても、しょっちゅう、毎日のように何かしら電話あるんですが(笑)今日の父は自宅の庭からの電話のようで、「やっぱり家はいいな～」ということでした。もし手術となると、今度は２週間の入院では済まないので、また長く家には帰ってこられません。今、周りでインフルエンザが流行ってきました。父の所へ行ってあげたいけれど、病原菌を持っていきそうで躊躇します。   

  2011年02月01日

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• 病院へ

  昨日のこと。父の検査が一通り終わり、医師から話があるというので、病院へ行ってきました。隣の県なので、車と電車を使って二時間。母と姉とも病院集合でした。 約束の時間が来ても医師の検査が終わらず、始まりの時間がすごく押したけれど、その分、父とたくさん話もできました。たわいもない話ですが。  結果、結局「がんが疑わしい」から「がん確定」という感じでした。膵臓ということもあって、外科的な手術をするには至らないんではないかと考えていたけれど、内科の医師的には、手術も可能ではないか、ということでした。今週中に今後の治療方針が決まっていくよう。父は、「切れるものなら早く切ってしまいたい」という感じ。たとえ切除したとしても、リンパ節への転移もみられるようなので、決して楽観できる状態ではありません。母が「後10年は生きてほしい・・・」としきりとつぶやいていたけれど、聞いているとつらかった・・・。もちろん、何年生きられるかは誰にもわからなけれど、いろいろとネットで調べている私にしてみたら・・・・・・・・・・ 手術の後は抗がん剤の一生。そのことも母にとってはつらいようでした。 手術の日、立ち会えたらいいのだけど・・・・・。コドモ達を義母に預けて行くことになるので、どうなることやら。  そんなこんなで、ノリ子のピアノのレッスンはお休みさせてもらいました。   

  2011年01月27日

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• 癌だと言われました

  ここに書けるくらい、少し気持ちが落ち着いてきました。 先週、実父から電話がありました。「膵臓癌だって言われたよ」と。 お正月の頃からお腹が痛いと言っていた父。三女の嘔吐処理をしてくれた頃からだったので、みんなそのせいだと思っていました。が、近所の病院へ行ってもなかなか腹痛は治らず。そこの病院では点滴をしてくれるだけ。腹痛で夜眠れないようで、思い立って大きな病院へ行ってきたようでした。そこで突然のガン宣告。とは言え、膵臓にある3センチ大の影と腫瘍マーカーの異常な数値からの判断。 週があけて、今日から精密検査のための入院になりました。今月中に治療方針が決まるようです。膵臓癌。進行が早く、予後がきわめて悪い。離れて暮らしている私に一体何ができるでしょうか。 

  2011年01月18日

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