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カテゴリ:books
財閥会長の運転手・梶田が自転車に轢き逃げされて命を落とした。
杉村三郎は、義父である会長から遺された娘二人の相談相手に指名される。 妹の梨子が父親の思い出を本にして、犯人を見つけるきっかけにしたいというのだが 姉の聡美は出版に反対している。 聡美は三郎に、幼い頃の“誘拐”事件と、父の死に対する疑念を打ち明けるが、 妹には内緒にしてほしいと訴えた。 姉妹の相反する思いに突き動かされるように、梶田の人生をたどり直す三郎だったが…。 気が付くとストーリーに引き込まれている“宮部みゆき”。 今回も謎解きにはまり、続きが気になって読み進めもあっという間。 今回は杉村さんと奥さんの出会いなど、新しい発見がありました。 本来ならベースになる情報なんだろうけど・・・。 この続きが「名もなき毒」になるのですが やっぱり「続編」の方が好きかも。 冒頭のつかみ、スピード感、緊張感が他と比べて全然違う気がするのよねぇ。 読んでいなくても、楽しめます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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