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カテゴリ:books
21歳の杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、
二度その男を殺しかけ、高校を3年で中退して以来、 うまく他人とかかわることができなくなっていた。 父親の口利きで、遺品整理業“CO-OPERS”の 見習い社員になった杏平の心は、亡くなった方とご遺族のため、 汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、 そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつほぐれてゆく。 けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り…。 映画化が決まって気になったので原作を読んでみました。 どうもタイトルがふざけている気がしているのですが 内容は真面目です。 学生時代と現在が交互に出て来ます。 遺品整理という職業がある事は知ってはいたけれど 大変な現場もあると改めて認識しました。 職場の先輩が彼の言うようにヒーローみたいでカッコ良かった。 学生時代のクラスメイトが憎らしいくらいでしたが 最後に登場した彼をみて、なんとも言えない気になりました。 若気のいたりで許されるでもなく、人が一人亡くなっています。 しかも影響、被害を与えている人は一人ではない! 彼女との出会いは思ったよりも後だったけど 実はもっと前に会っていた。 二人には前を向いて生きて行って欲しいですね。 やっぱりタイトルは違う方が・・・ インパクトはあるけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 1, 2012 10:18:20 PM
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