テーマ:政治について(20236)
カテゴリ:政治経済社会時事
珍しくまともなBLOGを書きたいと思います。昨日の「参院選」ですね♪ 自分は選挙は国政・地方を問わず毎回行きます、選挙権は立派な国民の権利だからです。また国や地方を決定するのは、国民である自分だからです。 今回の参院選は、本当に面白い結果だったと思います。 1.小泉内閣を踏襲した安倍政権が完全に傀儡政治だったということ 2.本来の自民党の票田である、地方(1人区)地盤が民主に敗北した事 先ずは、この2点に関して個人的私見を述べさせていただきますが、個人的に「小泉総理」は◎でした、彼の改革はやる気のある人間が頑張れるチャンスを与えたからです、しかし、安倍総理は確かに「再チャレンジ」を掲げているが実体がなく、彼の考えが言語にならないという印象でした。彼を?とおもったのは3週間くらい前のNHKの党首討論でした、完全に民主の小沢氏の言う事が筋が通っており、気迫すら感じたからです「この人は本当に社会的に弱い人を全力で救おうとしている、自民とは根本が違う」と思いました。小沢氏が素晴らしいと思ったのは、地方で生活する営農者等の窮状を抜本的に訴えていました つまり自民は都市部のニワカ金持ちの支持政党に成り下がった事を上手く伝えていました。安倍氏は全く反論が出来ない状態でした。これを自分が見たとき心に感じるものがありました。 小沢氏を筆頭とする民主は、いままでの流れでは「都市には強い・地方は全く駄目」という特徴的な政党であったと思う。且つ、自民党は「都市部は弱いが地方は無敵に近いほど強い」そういう政党であったと思う。 しかし民主党は、烏合の衆と呼ばれながらも、各々の特長を生かし頑張ったと思います。小沢氏の「ドブ板戦略」は、素晴らしいと思いました。 都市部に顔色を伺う、安倍総理とは逆に、地方の貧しい農家や廃れた地方都市を訪れ「選挙に行きましょう。頑張りましょう」と励ましていた姿には、本当に素晴らしいと思いました。彼の優しさが、日本国民に伝わったと思います。 また民主は、自民・マスコミからは「1枚岩でない、まとまりがない政党」といわれながらも巧みに結束を深めたと思います。 都市部は都市で人気の高い、管氏・鳩山氏・岡田氏を前面に押し出し、展開し、地方は小沢氏と若い民主候補と共にローラー展開をし自民の票田を民主に持ってきたと思われます。 逆に自民は、安倍総理に都合の良い報告しかしない地方議員が沢山いたと思われます、また連立のパトナーの公明党からもそのような意見は上げられたと思いますが全く上に通らなかったと思います。 地方の保守地盤の大敗 1.保守王国島根の大敗と岡山の大敗 これは個人的に脅威としかいい様がありません。岡山は「片山氏」です、片山氏は参議院では実質ナンバー2であり自民でも大物議員の一人です、しかし・・・・・・彼は負けました、信じられませんが敗北しました。民主が勝ったのはとんでもない事だと思います。 島根県は、自民の砦と呼ばれる地盤県です。しかしこの島根も国民新党の亀井氏に敗北しました。国民新党は大躍進と共に「国民新党ここにあり」と国民に十分アピールできたと思います。 個人的には凄いなーと思いました。 今回の選挙で民主勢力が大勝したのは、結束だと思います。つまり組織として非常に機能していたと思います。 結局、参議院で第一政党になった民主党は、かなり優位に立つと思われます 行政書士受験生ならわかると思いますが、法案については衆議院で通過しても参議院で通過しないケースも発生します。結局こうなった場合 1.解散 2.法案修正をして衆議院で再可決 この2点が考えられます。頻繁に解散選挙は出来ないため、修正法案で通過するというパターンが考えられます。面白い国会になると想定されます。 とにかく昨日は、本当に久々見る面白い選挙だったと思います。日本がよくなる第一歩だと思いました、と共に 「日本人は潔く賢く誇り高い民族」 だと思いました、これだけの年金不安や内閣不安・雇用不安と不安だらけの世の中でも、暴力や暴動に任せず、きちんと選挙で答えを出せるのだから、素晴らしいと思いました。 また選挙に立候補した人々。投票に行った人々皆さんお疲れ様でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治経済社会時事] カテゴリの最新記事
|