テーマ:政治について(20236)
カテゴリ:政治経済社会時事
普段、私見を述べないBLOGですが、もう一つ私見を述べさせて下さい 個人的な見解で妄想に近いかもしれませんが・・・・・・・・・・・・ 先日の「参院選」で民主が「歴史的大勝利」を納めております。 これは、大勝利といっても、参議院の話です。これが衆議院となると、壁は100倍近く厚いと思います。自民で今回の選挙で静かにしている男がいます。 「小泉 純一郎」という稀代の英雄です。彼は多分・・・・・・参院選は敗北すると予測していた人物だったでしょう。しかも自民党を本当に壊している人物です。彼がこの結果を見て何を考えているか?非常に注目に値するでしょう。 小泉氏の功績は、既得権(族議員系)で成立していた自民を変えたこと、更に既得権で成り上がった議員を引退・または追放に成功した事。この作業を僅か4年で実行した実力者です。経済家の意見を取り入れ、中産層(ブルジョアジー)の支持を自民党に取り込んだことです。自分と仲が良い人物を無闇に閣僚にするのでなく敵対していた勢力の人物を加えたり、彼を総理にするために頑張った議員をも更迭することを平気でできる事です。 「自分のいう事を聞かない人は、不要である」それを形にして表現できる人物です。逆に自分が正しいと思う事は、どんな手段をもっても貫く、筋が通った人物でも有ります。彼が支持をされ、安倍総理が支持をされないのはこの部分に大きな違いがあると思う事です。個人的には小泉氏は、素晴らしい政治家というよりは未知数な「カリスマ」を兼ね備えた人物だと思います。 この男が黙っているのか?自分は甚だ疑問です。実は言うと虎視眈々と何か狙っているようにも思えます。民主党が息を吹き返し、小沢氏を中心に一つになっているのは非常に自民党にとっては危機でしょう? 「安倍総理辞任せず・・・・・・・」その報道を聞いて喜んでいるのは間違いなく「民主党と小泉純一郎会派」でしょう?民主党も、もし安倍総理が潔く辞任をしたら、大変だと思っているに違いないと思います。 理由は、目標を見失うからです。しかし安倍氏が辞任しない事により、民主党はより結束をし、また民主党としては 「自民には本当に人材がいないのは間違いないが結束力も弱い」という確認にもなるでしょう。中立を守っている国民新党は、今回は民主に迎合すると思います。これは非常に民主にとって都合の良い事だと思います。与党が自滅する方向に動いているからです。 しかし・・・・・・・ここで、もし・・・・・・・・・ 「小泉氏が新党を設立したらどうなるか?」 これは民主党にとっては脅威であると共に、自民党としては、連立与党として間違いなく迎合すると思います。また小泉氏にとっても非常に都合の良い結果になるでしょう。何故なら、民主からも小泉氏の思想に迎合する議員が意外に多いからです、自民党というしがらみがなくなれば、小泉新党に流れる可能性も高いからです。そして支持基盤は、中産層とロビー活動を推進するNPO系が迎合する可能性が高いと思われます。 「ロビー活動が政治に組み込まれると社会的弱者が結束し政治家を動かす団体にまで成長し政策に反映させることが可能だからです」つまり、この様な支持母体を上手く活用できるのが、小泉氏だからです。それが実現すると「ロビー活動の競争により格差が縮小する可能性がある」からです。個人的に日本にはロビー活動が必要だと思います。 最後に、私は個人的に「民主党の支持者では有りません。」理由は民主の母体基盤が労働組合だからです。 「労働組合が格差を拡大させる」その要素は非常に高いと思われます。非正規雇用者は、労働組合に加入していないのがいまの日本の現状です。組合員も既得権を守りたいために、非正規雇用者の組合員を加入させない傾向がまだ根強く、民主党が強くなっても格差は縮小されるとは思いません、ただし、「民主党が本格的に労働組合を支持母体とするなら、従来の企業別組合でなく産業別組合まで発展させる事が可能であれば、格差は縮小できると思います。」 がこれを実現するには、小泉氏の構造改革よりも凄い改革というか・・・・革命に近い行為になると思います。ここまでやれば民主は間違いなく、与党になれると思います。 今回の民主の勝利は報道で言われているように 「自民党が自滅した」これが一番の原因だからです。自民党の自滅は、年金・定率減税廃止・閣僚の不祥事・地方支持者への冷遇、この4要素が非常に高いからだと思います。 しかし、いまの自民のやり方は非常に不安です。このような与党であれば、今回の民主のように、国民を大切にする政党が与党になってもいいような気がしますが、個人的には、自民党も頑張って欲しいと思います。 「小泉氏と小沢氏の中心政党が二大政党になれば、日本は経済・外交面でも本当に強い国になると思うからです。」 米国シンパの小泉氏と中国シンパの小沢氏の二大政党が拮抗すれば、米国は日本に対しけん制し、日本の言い分も聞いてくれるでしょう。 また中国は、日本をアジアの英雄として信頼もするでしょう。日本は、自国を守るために対外政策も充実してくるでしょう。既に冷戦の終結から15年以上経過してますが、日本は外交的には混沌であると思う。それを打開するには、やはり、この二人がキーマンになると思います。 勝手なことを書いてしまいましたが、日本の未来は明るいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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