不思議?
珍しい人からの電話暫らく音信の無い去る知人に電話でもしてみようかと思いつつ忘れていたその人から今日突然電話があった。特に用事があった訳でもなく只声が聞きたいと云うだけのことだった。この人は、此処だけの話だがHと云う売れない作家で僅かに1冊の単行本と1曲の作詞が多少売れただけで生活の基盤は他に求めている。今日もその仕事やらで大阪からの電話だった。私とは全くの偶然に5年前の長春会の旅行で一緒になりお互い気が合い、以前此処でも紹介した事がある旧満洲の孤児たちを育てて呉れた多数の養父母の晩年の安住の住処を長春に自費で建てた笠貫尚章氏の偉業を此の旅行でたまたま一緒になった笠貫未亡人に是非記録として遺すよう進言して彼にその監修を依頼した経緯があるのだ。(自費出版した本は不肖私の進言で国会図書館等に収めてある筈である)と云う事で電話では「又そのうち会おう」と云う常套句で終わった。