カテゴリ:第2章 ~ ソラの もう半分
時々通信 忘れた頃に?前回の続き 最近、楽天は見まぐれ不定期更新で、ごめんなさい。 で、初めて読んでくださる方へ。 ----------------------------------------------------- 今は1972年の秋の終わり。 場所は東京中野区野方のウズマキ荘という アパートの四畳半の部屋。 僕(池田モノリス)は早大在学中だけどバンドに夢中で 授業にも出ず、学園祭のロックフェスやライブハウスとか。 そんなある夜、 最近会っていないウサギのことが少し気になって 向かいの2階に部屋の明かりを見上げてモヤモヤ…。 ----------------------------------------------------- ほぼ実話の連載絵物語。 第2章(バンドを中心とした話)の 前半?にあたるところです。 では…。 こんなにそばに、いるのに? ほら、今もウサギはそこで待ってるよ。 もちろんパレスチナには 一度も行ったことなんかない。 でも、ワープロ文字のかすれたインクの中に 蟻の巣みたいな小さな穴が開いてて、 その出口の1つが 地中海の東の岸辺に繋がっているのかもしれない。 でたらめの歌詞を歌うと 僕のコトバがマイクから プロペラ飛行機みたいに飛び散る。 誰も曲にカンドーなんかしてない。 音にコーフンしてるだけだ。 東横劇場・控え室の出口のドアを出たら ウズマキ荘の四畳半の入口の半畳ほどの土間だった。 僕は自分の耳の中のトンネルを行ったり来たりしている。 「ウサギとはうまくいってるの?」 コトリスがパタパタしゃべりかけた。 「最近、会ってない」 僕はギターケースを、衣類ハンガーの裏に押し込む。 「ジュピ高で、ボクじゃなくウサギを選んだくせに」 コトリスは少し意地悪そうに聞く。 「こんなに近くに、いるのに? ほら、今もウサギはあそこで待ってるよ」 向かいのA棟2階の窓には、まだ明かりが付いている。 ------------------------------------ この続きをアメーバでアップしたところ。 同じモノを両方にアップ?とか それぞれ別な内容をとか どうしよう? ▼クリックでアメーバブログへ 妄想が暴走中です とりあえずFacebookとやらも登録して… 途方に暮れてるところです。 池田モノリス~Facebook お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月22日 15時11分14秒
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