晩秋にブルーズ
- アイ・ビリーヴ / エルモア・ジェイムス今日は寒い、ということで晩秋にブルーズでしょう。エルモア・ジェイムスがブルームダスターズを率いた「アイ・ビリーヴ」。「ダスト・マイ・ブルーム」の変形バージョンでバンドスタイルの曲です。私、ブルースというとエルモア・ジェイムス版「ダスト・マイ・ブルーム」が頭に流れるんですよね。というか、生粋?ブルースミュージシャンの曲で初めて聴いた(感激した)だけなんですけど。スライドギターがたまらん。ビブラートかけたり、ワウ使ったりなどなど「楽器で気持ちをあらわす」というのは楽器使いの望みだと思いますが、スライドギターは響く。飲み屋でバーボンのボトルを叩きつけてボトルネックを指にはめ「きけよ!」みたいな(想像)。で割った角に当たって血がでたら「俺の心が泣いてるぜ」みたいな(妄想)。サンハウスにギターを習ったロバート・ジョンソンにブルースを習ったエルモア。ブルース好きの兄ちゃんたちが集ってただけだったんでしょうが、それが歴史を作るって深いものですね。 - I Believe(Dust My Broom) / Elmore James -