小春日和を超える暖かさ・・
今日の午前、強い日差しが降り注ぐ外の景色を眺めていると、背後から「このままの天気が続ければいいのに・・」と、親父がぼそっと呟きました。冬と言えば除雪の季節でもあります。おそらく、逃れることの出来ない北国の宿命を憂い、叶わぬ願望がつい言葉になって出たものと思います。親父は、自宅前からビルの駐車場まで信じられないほど几帳面に除雪します。例えば私がサッサッとやっつけ仕事で行った除雪は気にくわないのでしょう、必ず手直しを加えます。何が親父を突き動かすのか分かりませんが、とにかく誰にも譲れないこだわりがあることは間違いありません。親父が呟いた一言が本心なのかどうかは分かりませんが、もしかすると本当は除雪が好きかもしれないと私は思っています。じゃないと、あそこまで綺麗には出来ないと思います。