テーマ:猫と犬との共同生活(2217)
カテゴリ:はづっち&みんなの診察日記
この一年間は、おーちゃんの膀胱炎に悩んだ一年でした 5月に初めて発症した膀胱炎が、12月に入り突然の再発。 12月8日の診察では、尿検査(ペーパー検査)では、尿の濃さやPHの値は異常なし。 注射を打ち、プレビコックス4日分、バイトリル7日分を頂いて帰りました。 頻尿・血尿ともに完全に治まり、15日病院に行ってきました。 エコー検査の結果を、先生の説明の元にイラストで再現してみました。 膀胱に尿がほとんど残っていないにも関わらず、膀胱が腫れている?こと 通常膀胱炎の場合は、お腹側の膀胱の壁は腫れるが 背中側の壁は腫れないのに腫れていること 尿道付近にあるボコボコして見える部分が気になること・・・ これが悪性腫瘍の可能性である事を否めないという事でした。 悪性腫瘍なのかどうなのか? 今、尿で90%まで発見出来る検査があるので、検査を受けてみることになりました。 この日から、しばらくバイトリル、バキソ、サイトテックを投薬。 19日おーちゃんの尿を持って病院へ行ってきました。 検査機関に出せそうかどうか、病院でおしっこを培養してもらって新たに分かった事ですが、 まず膀胱炎が治っていない状態なので、尿に細胞が多く混じっていた事と ストルバイト結石の元になる結晶が、おーちゃんの尿には多く含まれていました。 原因として ・元々アルカリ性の尿を出す体質である ・食事が悪い ・酸をアルカリに変える細菌に感染している のどれかなのだそうですが、細菌は見受けられず 食事もそんなに悪くないはず・・?(PH6.5を目指しているメーカーのフード) なので、体質のものなのかどうが・・・後日、血液検査をしてみて 場合によっては、ヒルズのC/Dか、ロイヤルカナンのphコントロールに変える話になりました。 エコー検査の結果は、日数が経っていないのもありますが あまり改善は見られず・・・膀胱壁の厚さは前回6mmだったのが5.7mm程度 尿道付近のボコボコも小さくなったりとかも無く・・ 尿を培養した結果もあって、薬が全く効いていない訳ではないので 今メインになっているお薬のバイトリルは、もう少し続けてみる事になりました。 バイトリル→抗生物質 バキソ→抗ガン作用もある膀胱炎のお薬 サイトテック→バキソの副作用を抑えるお薬 を継続。 22日、V-BTAというガンの検査の結果を聞きにと 連休中にお薬が切れるので、おーちゃんと一緒に病院へ行ってきました。 この検査を受ける前は、ガンの可能性を否定するような・・・ そんな雰囲気の言葉が先生から無かったので 結果をどう受け止めようかばかり考えていました。 90%の可能性でガンを診断出来、10%は見逃してしまうらしい 尿で検査するV-BTA検査ですが、とっても嬉しい事に結果は陰性でした しかし、残り10%の方に入ってしまっていたらどうしよう・・とも不安でしたが ここで一気に膀胱炎も回復に向かい、前回5.6mmほどあった炎症を起こしていた膀胱壁は 1.5mmの厚さまで回復していて、腫瘍かと疑わしかった尿道の出口の出来物も消えていました まだ、若干炎症後のボコボコと荒れた部分もあるので 完治に向けてあと10日ほど「バイトリル、バキソ、サイトテック」を投薬し 年明け病院に行ってエコーを撮り、今回の膀胱炎の治療は終了する予定です。 ただ、前回ストルバイト結晶がザラザラと出ていた事もあり これが食事による一時的なものの影響なのか? 食事療法が必要なのかどうか?を判断するため 投薬が終わり年明けに病院に行くときに 血液検査の予定を変更して、自然排尿による尿検査をしてPHの値を調べます。 先生曰く、エコーで怪しいと思ったら何頭もV-BTA検査をしているが 陰性と診断された子は、今年に入っておーちゃんが初めてだったそうです 本当に良かった・・ 病院の待合室にて・・・ おーちゃん、本当によく頑張りました ブログランキングに参加しています 応援ポチッとして頂けると嬉しいです 京都伊勢丹のカフェからパチリ 昨日、何年かぶりに見た京都タワーです。 いいお天気で、良かった・・ 皆様、良いお年をお迎えください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.30 18:34:15
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