カテゴリ:別れても好きな車
アッソ・ディ・フィオーレ 1979年3月、ジョルジュット・ジウジアーロが率いるイタルデザインが、手掛けたアッソ・ディ・フィオーレ (トランプのクラブのエース)が、ジュネーブショーに展示されました 「アッソ」とは、「快適な居住空間と優れた空力的造詣の融合」を試みたシリーズで、鋭いウエッジ・シェイプと滑らかな形状のフラッシュ・サーフェス・ボディーの3ドアハッチバッククーペでありながら、大人4人が乗れる居住空間を併せ持つもの 73年にアウディ80をベースに、アッソ・ディ・ピッケ(トランプのスペードのエース) 76年にBMW320をベースにした、アッソ・ディ・クアドリ(トランプのダイヤのエース) これらプロトタイプのデザインの集大成で、第23回東京モーターショー、大阪国際オートショーで、「ISUZU X」として発表! 生産型プロトタイプでしたので、数々の改良を加えて「PIAZZA」として1981年に発売、イタリア語で「広場」、ヨーロッパの長い歴史の中で、いくつかの文化が出会い、融合し、新たな文化が生まれたのも人々が集まり、くつろぐ広場が重要な役割を果たした、80年代の車社会を先導する広場となるようにと命名、マークも石畳をイメージしました 当時のカタログ こんな話がありました、第51回ジュネーブショーに生産型プロトタイプ「ISUZU X」として、いすゞとイタルデザインの各ブースに1台ずつ展示された時、これを見たポルシェのトップ・マネジメントが「是非、ドイツで売らしてくれ!」、また、ジウジアーロと親密だったアウディも「ひどいじゃないか!こんないいモデルを!!」と恨みがましく声をかけたという 1979.3 プロトタイプ アッソ・ディ・フィオーリ 1981.5 シニア感覚! ピアッツァ誕生+ヤナセ仕様のネロ(外車販売のヤナセで販売した唯一の国産車 1984.6 Gの美学! ターボ車追加 1985.11 ダンケンシェーン! イルムシャー仕様 1988.6 新しいしなやかさ! ハンドリング・バイ・ロータス イタリアと日本の融合!長いフロントオーバーハングのカプセル・シェイプの美しいスタイル、ポルシェ924に似たリアコンビデザイン、大きく後ろに開くボンネットフード、ワンアームワイパー、マルチドライブモニター、航空機のようなサテライトスイッチ、中でも電動リトラクタブルのクォーターカバー付ヘッドライトはいすゞ独自のもの ピアッツァに関する特許・実用新案は70項目に及び、特にサテライトスイッチは右側にライトスイッチなど11項目、左側にワイパーなど13項目、ハンドルから手を離さずに、ライト、ワイパー、エアコン、ハザード などの操作ができ、当時の日本車としては斬新で大胆なデザインで、ジウジアーロが「美しい走る宝石」と呼びました Car&Graphic誌の1981年8月号には、「ひょっとすると、ピアッツァは当のいすゞ自身が目を回すほどの、ヒットになるのではないだろうか?」と記事にされましたが、当時、「どんな男でも、ソアラに乗りさえすればモテる」と言われていた時代でございました マヨネーズボトルと比喩されたりもしましたが、私はソアラより好きでした、登場が早過ぎたのでしょうか? 先日、車を運転していると、ずっと昔に乗っていたピアッツァが前に まだ現役で走る車があるのだな....... この車、リアシートを倒すと、ギターが5台積めました そうだ!ブログに「別れても好きな車」とカテゴってからまだ1回しか、書いていないから書こうかなと MGミゼット、ゴルフGTI、少しの間117クーペ、そしてピアッツァ! 私のはXE、当時の法規でフェンダーミラーとなったので、ドアミラーに変えてパテ埋めペインティング以外、ノーマルで乗っていました 今では、乗用車から撤退してしまって「トラックのいすゞ」になってしまったいすゞ、かつては曲面を生かしたデザインの車、ベレット、フローリアン、アスカ、117クーペ、ジェミニなどの名車がありました 特にライセンスを取得するために、富士スピードウェイのジムカーナで乗ったジェミニZZが懐かしい! 音楽や喫茶店のアルバイトで稼いだお金は、全て車に 洗車してWAXを掛けては写真をパチリ ドライブに行ってはパチリ 10冊以上あったと思うアルバムを、投稿のために探しまくったのですが未だ不明 どこにいったのかな?捨てられない性格ですから、何処かにあるはずです 昔の年賀状が出てきましたが、かなり前なので、まぁ~いいでしょう ついでに最近、わが家にやって来たプジョー206 エアインテーク取り付け ヘッドライト交換 K&Nエアフィルター アルミフューエルキャップ スーパースプリントマフラー プジョー伝統のネコ足 ナカミチのオーディオ&BOSEのスピーカー何故か2基あるCDチェンジャー 結構いじってあるな!屋根付きのガレージで幌で保管されていたので、新車並みの状態!! プジョーは弟がフランス留学時代に愛用して、気に入った車メーカー 私は何年も大排気量のSUVばかり乗っていたせいか、この車、チョロチョロ楽しい!チョロQだ 昔、古いシトロエンに乗ったことがありますが、おフランスの車はサスもシートもフワフワの印象でしたが、ゴルフGTIにも似たフィーリング、NFUのDOHC16Vの1.6L、108PS/5800rpm、固めにアシストされたラック&ピニオンで、カクッ!、コクッ!と曲がってくれます、MT5速だったらなお楽しかったでしょう これに乗ってお買い物が結構楽しい! 映画“TAXi”のプジョー406はあまりに有名ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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