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テーマ:おっぱいのあれこれ(408)
カテゴリ:おっぱいの話
今日は私が母乳育児を始めたころのお話です。
息子は1歳1ヶ月を前に、無事に自然卒乳をしました。 もうすぐ1歳2ヶ月になりますが、おっぱいを欲しがることもなく、ご飯をたくさん食べてすくすく育っています。 なかなか発育曲線に満たなかった我が家のチビチビ息子。 そんな息子がオデブぎみになるまでの一年間を少しずつお話していきたいと思います。 思い返せば2004年11月、自然分娩で出産し、過度の出血と貧血のため入院すること約2週間。 その間、私のおっぱいはほとんど張ることも無く、また一向に出ませんでした。 量っても6ccとかそんな程度です。 仕方がないので、ミルクと混合、というかほぼミルクでした。 入院仲間の経産婦さんたちは、「退院して家に帰ると途端に出るようになる」だとか、「1ヶ月もすればピューピュー出る」などと言って励ましてくれたものです。 さて、退院してからどうだったかというと、やはりそんなに上手くはいかず、出ているんだろうか?と不安な気持で飲ませながら、あとはミルクに頼りきりでした。 吸わせる時間は、片側10分。両方飲ませると20分。 その前に、なれないオムツ替えで5~6分。(まごまごしてると10分くらい経ってしまう) おっぱいの後はミルクを作ってから飲ませ終えるまで20~30分。 と、こんな感じで赤ちゃんの世話で1時間近くかかってしまうわけですよ。 これを一日に少なくとも8回は繰り返すのです。 日中はそれでも良いのですが、夜間に二回もこの状態がやってくるというのではなかなかゆっくり休めません。 次は○時に起きなくちゃ、と気を張っているしね。 そうこうするうちに、1ヶ月近く経ちました。 この頃の私のおっぱいはどうだったかというと、まぁ、そこそこ出るようになったんじゃないか…なんて思えるようになっていました。 ちょうどその頃、1ヶ月健診がやってきました。 母乳に多少の自信を覚えていた私は、先生に「母乳だけでも大丈夫」と言っていただけるのではないか、なんて淡い期待を抱いていたのです。 計測の結果、息子の身長は5cm伸び、体重は800g弱増えていました。 先生にはあっさりと「このまま混合で続けてください」と言われ、栄養士さんには「ミルクの量を増やしましょう」と言われ愕然……。 そして里帰りから自宅へ。 日中、息子と2人きりの生活が始まりまったのです。 おっぱいはそこそこ出ているはず、でも息子の体重が思ったように増えていない……と悩みながら混合を続けていたのでした。 そもそも、1ヶ月で+800gというのは少ないのかどうなの? 必ず全ての赤ちゃんは1ヶ月で1キロ増えなくてはいけないの? 生身の人間がマニュアルどおりの成長を辿らなければいけないの? 私の疑問は山のように湧いてくるのです。 ネットでもいろいろ母乳育児について調べました。 そして、思い切ってミルクをやめることにしたのです。 小児科医に「混合を続けるように」と言われながらも、自分の母親としての勘を信じて母乳のみの育児をしよう!と決心しました。 もちろん、これまでのように一日8回というわけにはいきません。 泣いたら飲ませる、10回でも20回でも。 その覚悟がなくてはできません。 でも、周囲の理解を得るのには努力が必要でした。 旦那も親も、これには大反対だったのです。 次回は、母乳育児にあたっての周囲の説得と、その後についてお話したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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