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育児論 いく☆なみ篇  『笑顔がいっぱい』

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April 12, 2006
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カテゴリ:読書レビュー
おはようございます、いく☆なみです。
今日は先週読んだ本をご紹介したいと思います。


母親幻想母親幻想  岸田 秀 著



精神分析者である著者の自論、「人間は本能が壊れた動物である」という前提に基づいて全章は述べられていきます。
当然、本能が壊れているわけですから母親の母性本能も壊れているといえます。


母親の立場である私としては、衝撃的、かつ何とも興味深い内容の本でした。
大方の母親は自分が子育てをするのは、母性本能があるからだと信じているわけです。
それをまさに覆すような氏の考えには、賛同できる人もあれば批判的に見る人も多いでしょう。

でも、ちょっと待ってくださいね。
だからと言って、子育てを頑張るママを奈落の底に突き落とすような内容の本ではないのです。
むしろ、育児がつらい、子育てが苦手、子供の愛し方がわからない、と悩む母親へのエールです。
「もともと母性本能なんて壊れているんだから子供を愛せなくても当然、だからそのことで悩まないでください」
という著者からのメッセージです。


本書は、母親の母性本能の崩壊から、学校問題・家庭問題・社会問題・当時の文部省(初版1995年)や文部官僚の実態など、実に多岐に渡った内容の濃い本でした。



私には、この著者の考えが全て正しいとは思いません。
では批判的に読んだのかというと、そういう意味ではなく、あらゆる考え方の一つであると受け止めて読みました。
母性本能が壊れているかどうかというのは、精神分析的な見方だと思うので、そうでない考え方も勿論あって然るべきだからです。
ただ、「子供を愛せない」「愛し方がわからない」「子育てってなんてつらいの?」など子育てに悩むママにとっては救いの一冊になるのではないでしょうか。


子供がかわいいママにも、子育てに苦しむママにも、一度は読んでもらいたいと思える心に残る一冊でした。
もう一度読み返したいけど、図書館の本だからもう返さなくちゃ(>_<)




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Last updated  April 12, 2006 08:26:08 AM
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