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カテゴリ:ジョン・レノン
明日は12月8日だな~、と
思ったら何だか書きたくなった日記。 10年ほど前 友人に質問された。 「今までで一番悲しかったことは?」 即答で 「ジョン・レノンが居なくなったこと」 と答えたあたし。 すると友人は 「あんた、幸せだね」 友人は若いときに両親を亡くしてしまっているので その時点で両親も祖父母も生きていて 身内の死に触れていなかったあたしは 確かに幸せかもしれない、と思った。 これといって不幸を感じていたわけでもないし 超貧乏だったわけでもない。 ちょっとした病気を抱えているけれど 超不健康なわけでもない。 子供も順調にすくすくと育っていたし 姑との関係も、まぁまぁだった。 「でも、それとこれとは違うんだー!! ジョンの存在ってーのはねー!」 と言いたかったけど、やめた。 わかってくれないと思ったからだ。 それに、「確かに幸せだ」と思ったからね。 しかし その理不尽さ。 何って 大好きな人が「殺される」という理不尽さは わかってもらいたかったのだけれど、 言葉でどう伝えたらいいのかわからなくて それもやめた。 友人とその会話をしたあとは 家庭内でいろいろあったりもしたし、 家族をひとり失ったりしたけれども、 大人になっていましたから、色々 心の対処法は学んできていたつもり。 だから時間がかかったけれども 立ち直ることが出来たんだ。 でも 15歳のあたしにとって 絶対的な存在だったジョン・レノンが居なくなった しかもあんな形で。 という衝撃は、非常に対処に苦しむものだったわけで。 で 今現在も12月8日になると 心臓が痛くなったりする奴がここに居る。 結婚して子供ができると 12月8日だからといって 感傷に浸る時間があるわけでもなく、 笑って過ごすようになったわけですが でもまだ心臓をキュッと掴まれている感があるんだ。 それは15歳のときに キチンと心の対処が出来ていなくて まだ「未処理」のレッテルが貼られているからだろう。 そしてそれは、ずっとこの先も処理されることは ないのだろうな。。。 オノ・ヨーコさんが 最近TVのトーク番組に出るたびに ジョンの思い出を語っては涙を流す。 彼女も年をとったなぁ。。。 昔は「泣くもんか!」って 頑張っていて、 それが痛々しかったけれど。。 泣きたいときは泣いたほうが良いのは間違いない。 思えば、彼女にとっては あたしの心臓の痛さなんて 蚊に刺されたようなものなのだろうな。 明日はジョン・レノン・スーパーライブですね。 参加するアーティストたちを介して 皆さんにジョンの曲を知っていただけるのは 純粋に嬉しい。 スーパーライブを快く思っていないかたも 多いようですが、 あたしは素直に 「その日ジョンは武道館に居る」 と思っているんだ。 ジョンと一緒に居られる皆さん 楽しんできてくださいね。 今日の一曲は。。。 今日の一曲は やめておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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