カテゴリ:物色動向を考える
アップルがiPhone4を発表した途端に株価が下落に転じて、6月7日のナスダックはNYダウより大きい下落率となりました。
あれが中国工場の人件費上昇を懸念する下げの始まりのように思われます。 日本では中国工場でストが続くホンダ、中国に生産拠点を持つ任天堂、ソニーの下落が目立ちました。 家族はアップル・任天堂の中国工場でのトラブルを既に知っていたそうです。 アップルは激務のために自殺者が多いとネットで情報が流れ、iPadの発売前に類似商品が中国で発売されました。 任天堂は人気ゲームの新作の発売前にネット上でダウンロード販売が始まっていたとのこと。 ファーストリテイリングは中国の縫製工場での厳しい労働についてルポルタージュ記事が週刊誌に掲載されました。 トラブル情報が多いと賃上げ圧力も強いだろうし、これを企業は製品価格に乗せられるのかを市場は厳しく見ているようです。 タカラトミーは既に生産拠点をヴェトナムに移しました。こういう動きがさらに進むことになるのかもしれませんが、余り暑いと精密機械の製造には不向きな面も増えてくることになります。 なかなか厳しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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