カテゴリ:物色動向を考える
7月発表の日銀短観は日本経済の回復を示す良好な内容でしたが、残念ながらこれまでの株価動向には反映されませんでした。
特に印象的なのは、ABCマート、サイゼリヤが良好な決算発表であったのに材料出尽くしと売られたことです。 サイゼリヤはどうか知りませんが、たしかにABCマートのお客の入りは悪くなったような気がします。 小売りは内需で回復が続くとされる業種ですが、景気ウオッチャー調査も横ばいなので、手がけにくい感じです。 一方内需の回復業種の人的サービスの株価動向は比較的堅調なようです。 この人的サービスいったい何を指すのだろうと4月の短観の時はピンと来なかったのですが、銘柄毎の株価動向を見ているうちにだんだん分かるようになってきました。 いずれもごく身近なサービスですがとても地味な業種です。 かつては3Kと称され、女性が多く進出しているため賃金も安く据え置かれているのが特徴ですが、国のテコ入れ高価で雇用の増加はこの部分が突出しているそうです。 エコカー減税やエコポイントがもうすぐ終るので、隠れた政策銘柄に行くのは悪くないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.16 14:00:08
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