カテゴリ:物色動向を考える
バブル崩壊後の記録的な円高局面では、円高のピークと日経平均のその年の最安値との間に2~3ヶ月の時差が観測されています。
まず円高があって、業績の下方修正などで織り込まれるまで日経平均は下落を見ることとなるようです。 今年はこれにエコカー減税が9月で終了することに伴う生産のピークアウトが加わることとなりそうです。 30日の業種別下落率の上位には銀行、鉄鋼、海運などの関連業種が並んでいたようです。 私が気になったのは、地銀の一角の下落率が日経平均・TOPIXを上回っていたことです。 いずれも財務内容が良好ですが、自動車メーカーや主力部品メーカーのメインバンクになので、これまでの株価動向が取引先企業との相関が高いように感じられたところです。 自動車の部品は電子部品も数多く含まれるので、幅広い銘柄に影響が及ぶ可能性がありそうです。既に機械受注が悪化を見ましたが、失業率にも影響が出だしているのかもしれません。 今日になって考えているのでは遅いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.31 17:10:50
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