カテゴリ:為替
先日ECBは政策金利の据え置きを発表しました。
ユーロ圏の銀行のストレステストの結果が出たばかりなので、想定内の決定でした。 またユーロの政策金利はあまり動かされないので、しばらく据え置きが続きそうです。 ガイトナー財務長官は予定どおり富裕層の減税措置を終了すると発表しました。 7月下旬よりFRBの主要な方々から「米国の日本のようなデフレ入り」の懸念が表明されました。 市場では追加経済措置への期待がお話されるようになり、株式指数は上昇、為替はドル安へ。 年内のFF金利引き上げの可能性はかなり遠のきまました。 調べてみれば、ここ10年での金利の最低水準据え置き記録の更新を続けています。 日本も東京都区部の消費者物価指数の下落幅が拡大したので、金利の引き上げはとても難しい模様です。 日米の長期金利差に動きが全くないので、今年のドル円の値幅は10円程度に留まっています。 これは2003年の13円程度を超える、狭い値幅となっています。 私はドル円の84円台乗せが怖かったのですが、85円台につけてから動きが鈍くなったのはこれが理由でしょうか。 8月1日からFXの倍率上限規制が導入されて、円高の進行が懸念されているそうですが、その可能性は低いようです。 主要通貨の値幅が小さく推移するとなると、FXブームもひとまず終わりとなるのでしょうか。 ある月刊マネー誌でFX取引の利益を巨額脱税摘発者の覆面対談が掲載された時に私は当局の介入の可能性を予感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.06 16:03:11
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