カテゴリ:物色動向を考える
26日にエーザイの株価は5%下落を見ました。
重症敗血症治療薬の承認申請を日米欧で延期すると発表したことから失望売りが出た模様です。 認知症治療薬アリセプトの特許切れの新薬候補は、腎臓病から派生する症状を治療する薬だということです。 我が家の保有銘柄の企業も腎臓病治療薬の承認申請を出しており、家族で腎臓病治療の最近の傾向について調べてみました。 腎臓病の治療を一言で言えば 人工透析を受けるような状態になることを予防するために、徹底した多種類の投薬を行う のだそうです。 重い慢性腎炎の患者さんに20種類の投薬を処方した治療例もあるそうで、これには驚きました。 人工透析は患者さんに重い負担となるからたくさん薬を飲む方がましなのだろう、というのが私の素人考えです。 一方病院のコスト削減のために院内処方を辞める動きは続いています。 調剤薬局は多種類の薬剤を取り扱わなくてはなりません。 一口に薬局と言っても、病院の院外処方を引き受ける大規模な調剤薬局と、診療所などの院外処方を引き受ける小規模な調剤薬局、一般薬やサプリメント、衛生用品を扱うドラッグストアの3種類への分化が進んでいきそうです。 気が付くと調剤薬局チェーンの株価はあまり動いていないようです。 ディフェンシブ銘柄の範疇に入るのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.28 08:32:50
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