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今が生死

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2014.04.17
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カテゴリ:仕事
韓国の遊覧船が沈没して多くの乗客が死亡したり行くへ不明になっている。船長はいち早く船外に脱出して「申し訳なかった」とインタビューに答えていた。同じように沈没したタイタニック号の船長は、最後まで乗客の救出を図りながら船と一緒に沈んで行った。

船でも飛行機でも学校でも、病院でも会社でも長のつく立場の人はそのグループの責任者である。そのような立場になると自分は偉くなったと思って威張ったりする人がいるが、本当は偉くなったのではなく、最終責任を任かされたのである。

船長にも家庭もあるだろうし、自分の生活もある。自分だって生きる権利があると思うのは当然だが、高い給料をもらい、多くの部下を従え、いい生活をしていたことと引き換えに、自分の命は船や乗客とともにあることを認識すべきであった。この船長は万が一船が沈没した場合に自分はどうしたらいいか想像したことがなかったのだと思う。まさかの時には死の覚悟が必要な職業なのだ。

船長は憧れの職業かも知れないが、事故あった時には全責任を取らなければなければならない立場である。もしそれが出来そうもなかったら、船長になるのは辞退すべきだったと思う。

私も他人のことは言っていられない。病院で働く医師は船長に近い立場である。事故あった時どのような行動がとれるか、普段から想像し、対処法を考えておかなければと思った。





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Last updated  2014.04.18 00:06:01
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