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今が生死

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2014.10.28
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カテゴリ:世界平和
無題 (2).png ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユサフザイさん

今世界中でイスラム国が猛威を振るいその募集に応じて参加しようとする予備軍もカナダの国会議事堂で乱射事件を起こし、ニューヨークでは斧を振り回して暴れまわる人物が現れ、世界中が無法状態になろうとしている。イスラム国の募集メッセージでは正義に歯向かい、正義を妨害する国や人間どもを叩きのめして打ち殺す勇敢な正義の士を募集するとしている。公然たる殺人集団である。犯罪歴のある凶悪な連中も高額の報酬や過去を問わない等から続々と集まっているという。

自分たちを正義としているが、殺人行為を行っている彼らが正義である訳がない。狂った集団である。狂った集団でありながら自分たちを正義と思う根拠は宗教である。イスラム教を起こしたマホメットは経典と剣をもって敵対する勢力を次から次に征服してイスラム帝国を築いた。確かにその時代は戦争や殺人は勢力拡大には必須要素だったが時代はどんどん進歩している。今の日本に信長や豊臣秀吉の論理を持ち出して原理主義として暴れたら即座に監獄行きである。イスラム教でもその草創の頃の論理を持ち出して原理主義として暴れだしたら社会が抹殺するのが当たり前だが、イスラム社会ではそれをのさばらせてしまった現実がある。その現実を見てイスラム教は恐ろしいと思った人も多いのではないかと思う。しかし以下のマララさんのノーベル平和賞のスピーチを聞いたらイスラム教に対する考えが少し変った。

It does not matter what the color of your skin is, what language you speak, what religion you believe in. It is that we should all consider each other as human beings and we should respect each other. And we should all fight for our rights, for the rights of children, for the rights of women and for the rights of every human being.

日本語の意味は、「肌の色や、話す言語や、信じている宗教に関係なく、お互いを人間として尊敬すべきである。そして我々は我々の権利のため、子供、女性、そして全ての人間の権利のために戦うべきである」と述べたもので、熱心なイスラム教徒であるマララさんの口から宗教に関係なく全ての人が尊敬しあうべきであると述べられたことはイスラム教に対する考えを変えるものだった。

マララさんのような立派な少女もイスラム教の熱心な信者である。イスラム教が悪いのではない。悪いのはイスラム教ではなく原理主義者だと思う。現在に現れた信長や秀吉達である。時代はどんどん進歩している。時代に合わせて生活様式も倫理観も宗教の教えも変わって行くのは当然である。昔に帰れ、原理に帰れとするのは無謀であり、社会を破壊するものである。

パキスタン人でイスラム教徒のマララさんは政治家を目指していると言う。大統領とか首相になって、気違い集団であるタリバンなどの原理主義団体を掃討して、平和国家を築いていただきたいと切に望む者である。





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Last updated  2014.10.28 22:21:58
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