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今が生死

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2019.04.15
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カテゴリ:スポーツ
今度宝くじ助成事業の助成金を頂いて自治会公民館を建てることになったので助成金で会館(富尾ふれあい館)を建てた熊本県玉名市の富尾地区のホームページを見ていたら玉名市の英雄マラソンの金栗四三と出ていたので今テレビで「いだてん」をしているので思わずそちらに目が行った。
昨日のテレビでは第5回ストックホルムオリンピック大会に出場し、暑さのため途中棄権して東京に帰ってきた時敗因は何かと厳しく追及されていたが、その時彼は20歳だった。その後捲土重来を期して暑さに強くなるために炎天下でトレーニングして第6回ベルリン大会を目指したが第一次世界大戦のため中止になってしまった。その時24歳。それから4年後の第7回アントワープ大会には出場できたが16位だった。その時29歳、それから4年後の32歳の時 第8回パリ大会に出場するも32km地点で途中落伍してしまった。郷土の英雄というが、29歳の時のアントワープ大会での16位が最高で国際的にはそれほど目立った活躍はしていない。しかし国内大会では何度も優勝しておりマラソンの父として賞揚され銅像も建っている。92歳で永眠されたがマラソンやその他の競技の普及に努め偉大な人生だったと思う。しかし氏の心の内面に入ればオリンピックでメダルが取れなかったことに対する悔恨と悔しさは並大抵のものではなかったと思う。私たちにもそれぞれ目出すものがある。それがかなえられればうれしいが実際にはかなえられないことが多い。そこで失望落胆して落伍者になってしまう人が多いが、その悔しさをばねにして女子スポーツの振興や、若者の教育に尽力してきた氏は偉いと思う。私達も氏を見習って棄権や落伍をマイナスとばかり考えないで前に進むための燃料ととらえてプラス人生を歩んでいこうではないか。





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Last updated  2019.04.15 21:34:17
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