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今が生死

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2019.06.05
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カテゴリ:スポーツ
プロ野球交流戦が始まった。連敗を続けていたヤクルトが一敗一勝でスタートした。昨日は延長戦で惜しくも敗れたが今日は石川(39歳)、青木(37歳)らの年配組の活躍で勝利した。石川投手は連敗中何回か投げたが早い回にノックアウトされていよいよ引退の時期がきたのかなと思われていた。ところが今日は8回無失点で勝利の立役者になった。たまたまなのかもしれないがご高齢でもやればできることを示してくれたと思う。
一般に高齢になるにつれて能力が衰える。頻発している高齢運転手の運転ミスに見られるように判断力や反射神経が衰え筋力も衰えてくる。しかし今日の石川選手はどうなってしまったのだろうか?筋力の衰えからスピードある球は投げることは出来ない。それでも勝てた。それは配球でありコントロールで抑えることが出来たのだと思う。相手を研究し打てないところに絶妙のタイミングで投げれば筋力はなくても抑えることが出来たのである。高齢になるにつれて筋力、瞬発力、視力、聴力は衰えるかもしれないが知力は必ずしも衰えないのではないかと思えた。今回はたまたまで次の投球を見てみないと何とも言えない面もあるが、もし次の試合でも勝つようなことがあったらすごいことである。高齢になって肉体的能力が衰えても知力や経験力でそれをカバーすることができる一つの見本だと思う。次回の登板に期待している。





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Last updated  2019.06.05 23:02:21
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