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今が生死

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2019.12.25
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カテゴリ:政治
今日はクリスマスである。プレゼントの交換をして楽しい時を過ごした人達も多いと思う。しかし紛争地帯の人達や難民達にとってはプレゼントの交換どころではないと思った。先日このブログでフィンランドの教育は世界一と書き、福祉も充実していて高齢者にとっても楽園だろうと思っていたが横山純一氏の「転機に立つフィンランド福祉国家」を読むと必ずしもそうではないらしい。1990年代後半以降、社会保障予算の削減や給付の抑制が進んで、自治体直営サービスが縮小し、福祉の民営化が進んでいるとのことだ。失業率が増え、産業不振が続いており1980年代後半に華々しく出現した福祉国家は今明らかに様変わりし、転機に立っていると述べている。しかしフィンランドのことだからこの転機にも着実に対応して国民の暮らしはきちんと守っていくだろうと思っている。
フィンランドより遥かに経済規模の大きい日本だが福祉政策ではフィンランドよりかなり後れている。日本の来年度の予算案は約110兆円で税収からの見込みは63兆円とのことで足りない分は借金することになるという。今累積の借金総額は1000兆円を越えており、返済は次の世代に託されている。子供はどんどん少なくなっておりその人達で借金を返していくのは大変なことだと思う。借金の大半は国債からだがいずれは返済しなければならないので、それを少しずつ減らしていかなければ日本国は破滅してしまう。予算規模を大きくしている要因の一つは増え続ける高齢者対策である。高齢者福祉に相当額増額されているが、効率よく活用して少ない予算で最大効果を上げるよう各省庁や地方自治体はがんばってもらいたいと思う。





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Last updated  2019.12.26 12:41:10
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