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今が生死

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2020.02.08
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カテゴリ:政治
今病院の当直で明日の朝9時までが任務時間である。合間をみてこのブログを書いている。
木曜日のラジオ「日本全国8時です」の担当月尾嘉男さんの今週のお話は働き方改革についてであった。世界的に労働時間がどんどん少なくなっており、ノルウエーやドイツなど日本よりかなり少ないとのことで日本も週休3日制になるかも知れず今既に週休3日制をとっている企業もあるとのことだった。日本人は勤勉として知られ働くことは単に生活費を稼ぐためではなく、働くことそのものに価値があり、喜びであると考えられてきた。西洋では必ずしもそのような考え方はなく、労働によって生活費を得たらそれを使って生活をエンジョイする。だから働く時間はなるべく少ない方が良い。働く日も少ない方がよい。との考えが基本ではないかと思う。その考えが日本にも広がってきて週休3日制、残業禁止、労働時間短縮が言われるようになってきたのだと思う。しかし日本文化の中にあった労働は金を得るためだけでなく自分を磨いたり、人に尽くすためにするという考えがだんだん薄れてきているのを寂しく思っている。
日本の祝休日はどんどん増えて今では世界一多いのではないかと思う。今まで働き過ぎていたので休みがあると嬉しいので国会議員は人気取りでどんどん祝日を増やしてきた。今月も11日と24日が祝休日である。患者さんには祝日は凄いプレッシャーになる。休みがあるので困る。入院させてくれと救急外来にきた患者さんもいる。医療者も連休の時は患者さんのことが心配で落ち落ちしていられない。患者さんも医療者も祝休日はなるべく少なくしてもらいたいと思っているが現実は反対の方向に行っている。国会議員は大企業や公務員のように祝休日にきちんと休めるる人のことだけ考えないで病人や休日とは関係なしに働かなければならない人達のことも考えて政治を行ってもらいたいと切に思う。





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Last updated  2020.02.08 22:02:14
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