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カテゴリ:政治
東京五輪組織委員長の森喜朗さんが文芸春秋3月号で五輪と政局について語っていた。現在82歳で昨年2月から人工透析を受けており、週3日、一回3時間から3時間半透析のために通院している中でマラソンの札幌移転問題などに慎重に全力で対応してきた様子を語っていた。組織委委員長の報酬は推定で年間2400万円とどこかの雑誌に書いてあったが実際には一銭ももらっていない。お金には何の未練もなく父親の教えを守って自分のことは後回しにして人のため、世のために身を粉にして一生懸命尽くすだけです。いつ死んでもいいと思っているとのことで人柄がよく、様々な病気を持ちながら覚悟の出来た立派な人だなと思った。しかし総理大臣任期中の手腕とか評判はそれほど良くはなかった。総理大臣とは大変な激務であらゆることに責任を持ち、世界全体の事を考えながらあらゆることを決めていかなければならない。人柄がいいだけでは名宰相にはなれないものだと思った。その森さんが来年総裁任期の切れる安倍総理の後継について語った。岸田文雄、石破茂、加藤勝信、茂木敏充、河野太郎、小泉進次郎 さんなどを候補に挙げたが「絶対にこの人がよい」と言い切れる人はいない。しかし人間関係や派閥関係を重視する森さんとすれば安倍総理が推薦している岸田さんが清和会、平成研、麻生派、二階派などと協力していける人として条件を満たしているのではないかと述べていた。しかし岸田さんは恥ずかしがり屋の所があり、中々自分を出そうとしない。ずずしさとか決断力が足りない。しかし日本の将来を考えたらこの人を立派な人物になるように育ててあげたいという気持ちがあると述べていた。人間には長所と短所があり完全な人物はいない。ましてや総理大臣となるとあらゆる素質が求められる。森さんが挙げた人以外で我こそはと言う人が現れ、周りからも支持を得て来年の総裁選までに地歩を固めてくれる人が出現してくれたらと願っている。
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