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今が生死

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2020.08.12
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カテゴリ:政治

イソトマ(花は可憐で綺麗だが毒性がある)

東京脳神経センターの川口 宏先生が昨日メディカル トリビューン紙のウェブ版に以下の国立感染症研究所の発表を受けて「新型コロナを二類感染症から解除すべき」との提言を行った。

 

 

国立感染症研究所の病原体ゲノム解析研究センターが、6月以降に全国に広がっている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、新しいタイプの遺伝子配列を持つウイルスであることを公表した。

 現在、増加している全国のSARS-CoV-2陽性者のほとんどが、第一波とは異なる新タイプに属するウイルス感染ということである。

128日に国は新型コロナを二類感染症に定めてその後も解除していない。二類感染症と言うのは死亡率が高く極めて危険な感染症で入院、隔離が必要で厳重な患者対応が必要とされるもので現在そのようになされており、東京都をはじめ各都道府県で毎日のPCR陽性者数の発表を行っている。しかし、上記発表によれば現在流布しているコロナは死亡率も低いし重症化率は低いしましてや症状の無い者もいる。それを二類のままにしておくのは間違いではないかと述べている。現在二類なので感染者は隔離されたり入院させられたりして病室が不足する問題が出ている。感染者を犯罪者扱いする社会風潮もある。これらマイナス要因をよく考えて二類感染症から外すべきであるという主張である。

一般に病院関係者は患者さんの様態を聞かれたらより重い方を伝える。2か月ぐらいの寿命と思われたら1か月くらいだと思われますと言う。それで半年以上生きてくれたらそれでいいのだ。しかし「半年くらいは大丈夫でしょう」と言って2か月で死なれると家族の苦痛は大きいし「あの医者は半年といったのに2か月で死んでしまった。藪医者ではないか」と思われてしまう。だからコロナでもあまりに軽い病気のように言うとそれより被害が大きかった場合は非難される。それならいっそう「重い病気だ、重い病気だ」と言い続けて実際は軽かった方が非難される度合は少ない。

多くの医療者は川口先生のような考えを持っているが勇気を持って強く言うことは出来ない。当分二類感染症は解除されないのではないかと思う。






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Last updated  2020.08.12 11:40:22
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