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今が生死

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2020.08.30
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テーマ:ピアノ(224)
カテゴリ:学習
入学試験、入社試験の面接、発表会、記録会、各種競技の試合などで上がってしまって普段の実力が出せなかったという話をよく聞く。緊張が高じてしまって硬くなり思うように声が出なかったり体が動かなかったり頭が働いてくれないことを上がるというが、この状態を大なり小なり経験したことがない人はいないと思う。プロ野球選手などはほぼ毎日試合に出ている人もいてかなり慣れて耐性が出ている人もいるかもしれないがそれでも試合に出て打席に立った時とか投手ならマウンドに立った時は緊張すると思う。
私には本日リモートのピアノ発表会があった。出場者は全部で6人、年齢は11歳から78歳、アメリカ在住者と日本在住者でいずれも身内ばかりである。それでも随分緊張した。そして上がらない方法はないものかと考えてみた。まず第一は普段の練習であり訓練だと思う。しっかり勉強して訓練していれば自信もつきそれほど上がらないと思うが、自分にはその自信がなかった。不安が募ってきて神仏に手を合わせたがあまり効果はなかった。結局試験前日までにきちんと練習して「これで大丈夫」と思えるところまで行っていれば上がらなくて済むのだと思った。発表会では易しい曲を選択した方がよいと助言してくれた人もいて「荒城の月」と「エーデルワイス」を弾いた。荒城の月はまあまあだったがエーデルワイスでは何か所かつかえてしまった。練習ではもう少し上手に弾けたと思うが本番では緊張して実力が十分出せなかった。本番でそれなりに弾けるには何度も何度も練習して「これなら大丈夫」と言うところまで高めておかなければ駄目だなと思った。十代の少年、少女達はシューベルトやベートーベン、ブラームスなど楽譜を見ただけで卒倒するような難しい曲を実に見事に軽やかに弾いており、感嘆した。態度も落ち着いて堂々としており、緊張はしていたが上がってはいないと思われた。今日までに完全に自信をつけてきたのだと思う。この差は年齢によるものも多少はあると思われるが、自分がその10代の年齢だった時もきっと今くらいにしか出来なかったと思われ才能の違いだと思った。いずれにしても発表会は終わった。あんなに難しい曲を少年少女達は軽々と弾いていたので才能の違いはあれど、少なくともそこまで到達できる人達が身近にいるのだから、努力すれば自分だって近づける可能性があると思われた。今まで「とても自分には無理」と思っていたことにも挑戦していこうと思った。





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Last updated  2020.08.30 15:22:31
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