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テーマ:箱根駅伝(53)
カテゴリ:スポーツ
箱根駅伝は正月の恒例行事で全国民注視の大イベントだが今年はコロナで沿道の応援自粛があり、盛り上がりに欠けたが選手たちは全力で走った。
青山学院大学、東海大学、駒沢大学、早稲田大学、明治大学、日本体育大学、神奈川大学、大東文化大学、順天堂大学、帝京大学などの強豪校が上位の常連でこれらの大学のいずれかが優勝するだろうと見なされていた。所がアナウンサーも言っていたがまさか、まさかの創価大が優勝してしまったのである。6年前に初めて出場した新参者で、今回が出場4回目の無名のチームだった。このチームが優勝するとは誰もが予想していなかった。1区で3位に入ったのが大きかったが4区の島津雄大は2位でタスキを受け取り1位の東海大を抜いて首位に立ち5区の三上雄太がそれをキープして優勝してしまったのだ。島津雄大は網膜色変性症という先天性視力障害を有しながらその逆境の中で訓練を重ねて4区で首位を奪いとるという快挙を成し遂げたのだ。実力はBクラスで間違っても優勝はないだろうと思われていたチームが優勝したのである。監督の采配と選手一人一人の鍛錬と研ぎ澄まされた精神力がこの結果をもたらしたのだと思うが、まさかまさかの結果をもたらした最大の要因は各選手が普段の力以上のものを出した結果であろう。 対コロナ第二幕の幕開けに相応しい快挙であった。誰からも注目されずバカにされていたチームでもチーム一丸となって挑戦すれば不可能と思えることでも可能になることを示してくれた。コロナの闇はまだ明けていない。しかし彼らの活躍は闇夜に一条の光明を示してくれたみたいだ。彼らの精神力を見習って強い心でコロナに打ち勝っていこうではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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