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今が生死

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2021.04.15
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テーマ:感謝と祈り(26)
カテゴリ:読書
アネモネ

ある書物で人間が幸福か否かは報恩感謝出来ているか否かによると書かれていた。つまり人や天に感謝しその恩に報いていく生き方が出来ているか否かが要であるとのことだった。
感謝は一般には人から親切にされたり願い事が満たされた時に感ずる感情だが願い事が満たされることは少ない。コロナの収束を熱心に願ってきた人は多いと思う。戦争や虐殺の無い世の中を毎日朝夕願っている人達もいる。しかし現実にはコロナは今も猛威を振るっており戦争や虐殺についてはミヤンマーでは軍事政府によって市民が何人も殺されており、願いは叶っていない。個人的にも様々な願いをかけて祈っている人達もいるがその願いが叶うことは少ない。そのような現実はあるが兎に角人や神に感謝してその恩に報いていきなさいと言うのであろうか?
視野をもっと広げてみた。コロナに対しては驚異的な速さで90%以上の有効率のワクチンが完成して願いがかなったではないかという見方もある。しかし世界の平和と一切衆生の幸福実現に対する願いはあまり叶えてもらっていないように思える。個人的な願いも必死で願ってもその願いは叶わず、それでも感謝していきなさいというのであろうか。
報恩感謝とは父母や恩師などに対する感謝は具体的で分かるが神や天に対する報恩感謝は願いを叶えてもらってそれに感謝すると言うのとは少し違うのではなかろうかと思えた。
この壮大な宇宙の大地に生を受けたことに対する感謝の気持ちを持つかもたないかではなかろうか。祈りでミヤンマー等の混乱が収まれば祈りの効果ははっきりするが現実はそうはなっていかない。それは世の中のために祈っている自分が変革浄化されて幸せが感じられるということかもしれない。
それらを勘案すると報恩感謝の意味はこの世に生を受けたことに感謝し、両親や恩師、社会でお世話になった同僚知人に感謝し、自分を高めてくれた神に感謝し、世のために貢献していくことではなかろうかと思えた。





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Last updated  2021.04.15 15:27:26
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