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テーマ:台湾のことについて(133)
カテゴリ:教育
木立ベゴニア
「幻の大東亜戦争」によると日本の教育の柱は明治23年(1890年)に発布された教育勅語が基本になっていたとのことである。それは天皇家の遺訓として陛下御自身も国民と共に努めて行こうと思っているとした詔勅である。 内容は親孝行、兄弟愛、夫婦愛、友情と信頼、身を慎むこと、倹約、博愛、修学、仕事の修行、公益を広める、人格を磨く、非常事態では滅私奉公を旨とする、大災害などの時は私利私欲を主張することなく公の利益を優先する、これらは何時の時代でもどこにあっても誤ることなき普遍な法則であるとして尋常小学校から教育されてきた。 この教育勅語を学んで多くの優秀な日本人が育っていったが、これは日本全国の学校だけでなく台湾や朝鮮の学校でも同じように教えられてきた。所が日本は戦争に負けてしまった。進駐軍はこの教育勅語が日本を戦争に駆り立てた原動力と考え、これは悪しき教えとして抹殺し親孝行や兄弟愛より民主主義が大切だとして教育勅語は2度と教師は口にしてはならないとして、敗戦を境に教育勅語の精神は日本から消えてしまった。 親孝行、博愛、人格を磨くなどは古い考えでちゃんちゃらおかしいと考える若者が育ってきた。しかし同じ教育が行われていた台湾ではこの教育勅語は即死しなかった。未だに生き続けていることをしばしば感ずる。日本教育は終戦で死んだが台湾では生きていて日本に替わって教育勅語を国の柱として生き残ってくれたと思っている。その教育のお陰で現在の台湾の発展があるのではないかと思っている。韓国も同じ教育を受けてきた。しかし日本敗戦時に韓国は日本に勝利したと考え敗戦国日本から受けた教育は間違ったものだとして捨ててしまったので日本同様韓国にも教育勅語の精神は残っていない。 「教育勅語」と聞くと殆どの日本人は忌まわしい戦争を思い出し、忌むべきものと思ってしまうがそれは進駐軍がそう仕向けたからで、日本人なら台湾人と同様、教育勅語の精神を尊び、育て、後世につなげていくべきものではないかと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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