今朝庭に咲いていた白いバラ
世界的な大ベストセラー「7つの習慣」の著者コヴィー博士の言葉に
「自分の中に変わらない中心を持つことが大切だ」との言葉がある。
自分の中に変わらない中心があってこそ、人は変化に耐えられる。
変化に対応する能力を高める鍵は、自分は誰なのか、何を目指しているのか、
何を大切にしているのかを明確に意識することである。
そうすれば予断や先入観を持たなくとも、生活全般を把握しなくとも、
人や物事を既成概念に当てはめて分類しなくとも、
現実に対応していけるようになるのだ。
世の中は刻々と変化している。コロナに対する見方も日に日に変化している。大騒ぎしている人達は間違っていると思っていた人が日が経つにつれて実際は大騒ぎしていた人達の方が正しく自分が間違っていたと思えることもある。アメリカや中国は友好国で日本のことを思ってくれていると思っていたら彼らは自国のことしか考えていないと思えることもある。世の中やウイルス事情は刻々と変化している。それらの変化に対応できない人々に対する警告だと思う。
外の変化に対応できないでふらふらしている人達をきちんと自立させるキーワードがある。それは「自分は誰なのか」「何を目指しているのか」「何を大切にしているのか」を明確に意識することだとのことである。コロナについては毎日感染者数爆発が報道されている。
自分は誰か?「病気やウイルスに対してわずかながら知識を持っている医師である」何を目指しているのか「戦争のない平和の世界であり、人々が病気から解放されて幸せな生活ができるようにお手伝いすることである」何を大切にしているのかの答えは「人の和であり、世相に流されず正しいことを発言したり行ったりする勇気」と答えたい。
今コロナの感染者数は爆発的に増えて人々は恐怖のどん底に落とされている。しかし感染者の内訳は示されていない。年齢、性別はどうなっているのか?感染者中ワクチン打った人の割合は何%で、ワクチン打たない人の感染率と打った人の感染率は何%づつなのか? マスクは予防効果あると言われていたが感染者中マスクをしていたのは何人で、マスクをしていてもどこでマスクをどのくらい外していたか?密がいけないというが密の場所に出かけたことがあるのか?など詳しく分析して報告する必要がある。感染率は高いが死亡率はどうなのか、何歳の人がどういう状態で亡くなったのかなどの詳しい分析が必要である。
現在の発表方法だと人々に不安をあおるだけで何の役にも立っていない。気を付けようにも気を付けようがない。発表結果によって二重マスクをかけようとかワクチンを打ってもらおうとかどういう所に行ったから感染しやすいということが分かればそれに注意するが、現在では外出しないで下さいと言うおっざっぱなものだ。実際外出しなかったのに感染してしまった人は何人いたのか等詳しく分析して報告してもらいたい。
人々はそれぞれコロナ対策を考えていると思う。医師もそれぞれの考えで対応しているが敵は暑くなっても衰えず却って勢力を増しており常識では考えられない強敵である。しかし負けるわけにはいかない。最近デルタ株の変異株が発見されたという。通常なら感染力は増すが弱毒化して殆どの人が感染し、ワクチン又は感染後の抗体を有するようになってウイルス病は収束すると言われており、デルタ変異株に期待しているが感染力が強くて毒性も強いかもしれず油断はできない。
コヴィー博士は自分は誰か、何を目指しているのか、何を大切にしているのかを明確にすれば怖い物なしと言っているが、コロナのことを考えれば怖い物だらけである。「7つの習慣」は世界中で何億人という人が読んでいる大ベストセラーだがそれでも解決できない問題もあるとしみじみ思った。