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今が生死

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2021.08.17
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カテゴリ:政治
8月15日にアフガニスタンのガニ大統領が国外に脱出してアフガン政権は崩壊しイスラム武装勢力タリバンに占領されてしまった。
2001年以来アメリカ軍が進駐してタリバン制圧に勤めてきたが度重なるゲリラ攻撃やテロ攻撃にアメリカ軍も疲弊し昨年3月アメリカとタリバンで和平交渉してアメリカ軍撤退が決まった。この時点で事実上アメリカ軍がタリバンに負けたことになりタリバンは勢いずいた。タリバンは隣国パキスタンの援助や麻薬、不法採鉱などで財力を蓄え武力も整えて今日の無血開城を勝ち取ったと言える。
アフガン政府軍は30万人いたが今までアメリカの庇護の元に平和的にのんびり暮らしていたので戦う集団ではなかった。
そこをいきなり獰猛な殺人集団タリバンに攻撃されたら何も出来ずに降参するより外なかったのである。
問題はこれからのアフガニスタンの国家運営である。20年前のタリバン政権は女性の教育や仕事を奪い、音楽やスポーツなどの娯楽を禁止。偶像崇拝を禁じて世界遺産である大仏立像などを爆破した。このままでは女性や人民の自由を奪う恐怖政治に逆戻りすることは必定だと思われるが、国連や諸外国は監視を強め、人権尊重を強く働き掛けて貰いたいと思う。
国連や人権団体の熱烈対応は絶対必要だし、影響力が落ちたとはいえアメリカや日本なども経済交渉などを通じて人権弾圧を断固諫めて貰いたいと願う。





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Last updated  2021.08.17 08:05:33
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