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テーマ:太平洋戦争(11)
カテゴリ:政治
東京に住んでいる中学時代の同級生の女性からお兄さんがお亡くなりになったとのことで喪中のお葉書を頂いたが余白に「ツイッター(ブログ)を楽しみに読んでいますよ」との書き込みを頂き嬉しいと同時に責任を感じた。それから「今でも毎日運動して体力作りしている」とも書いてあった。5-6年前に石和温泉で開かれた同級会でお会いした時筋トレしていると言っていたが今でも続けており元気溌溂とのことだ。
自分の方は寄る年波には勝てず体を動かすのがかなり億劫になり、衰えを身に染みて感じている。その同級会の時彼女から「Kさんも体力作りや運動しなければだめよ」と言われたがあまりしてこなかった。今からでも気力を振り起こして運動に取り組んでこうと思った。私達が生まれた年に日米は開戦した。 今日12/8は太平洋戦争開戦日でそれから80年の歳月が流れた。今夜7時半から2時間「英雄たちの選択、特別編、開戦は防げなかったか?」を観た。6つの分岐点についてそこで開戦が回避できなかったかを論じていたが鬼畜米英をやっつけろと言う世論の高まりがあり、11月27日、最後通告ともいえるアメリカ国務長官(外務大臣)ハル氏の覚書(ハルノート)が送られてきて、それが開戦の決め手となってハワイ真珠湾攻撃で戦争の火ぶたは切って落とされた。 海を隔てた国と闘うには実質海軍が主体で戦わなければならないが中国、南方で戦っていた陸軍が開戦をあおっていた。 昭和天皇は戦争回避を願っており、首相の東条英機氏にもその旨伝えていたが最終的にはハルノートが引き金になり戦争に突入してしまった。ハルノートは満州を含む中国大陸、南方から日本軍が撤退しなければ交渉に応じられないというもので、陸軍や国民にとっては到底受け入れられない内容だったので開戦に突き進んでしまったようだ。 東条英機氏がいくら開戦を回避しようとしても開戦の世論が大きすぎて開戦しないといえば暴動が起きる位の圧力になっていたので開戦なしの話し合い継続は極めて難しい選択だった。 世論は恐ろしいものだなと思った。その世論は軍部や新聞などが煽って出来上がったものだが、いくら東条内閣が戦争を避けようとしても押しつぶされてしまうような大きなもので、世論は何時でも正しいとは限らないことを思い知った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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