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テーマ:プロ野球の話題(103)
カテゴリ:スポーツ
40年前に現地に新築移転してきた時一緒に移転してきた南アルプ市藤田の旧家に植わっていた紫木蓮
10日の日曜日のロッテ・オリックス戦でロッテの佐々木投手が20歳の最年少記録で完全試合を達成した。完全試合は実力は勿論だがかなりの運が重ならなければ達成できない。 佐々木投手までに15人が完全試合を達成しているが、守備陣がエラーしてもだめだし、失投を打たれたけれど運よく守備陣が捕球してくれたとか、本当はフォアボールでランナーが出たはずなのに審判が際どい球をストライクにとってくれた等幸運が重ならないとパーフェクトゲームは達成できない。今までの15人はそれらの幸運が重なった当にラッキーボーイ達だったのである。所が佐々木投手は違う。連続13人三振、合計で19の三振を取っており、つけ入るスキをあたえない当に力でねじ伏せた完全試合だったのである。 佐々木朗希選手は東日本大震災で父親と祖父母を亡くし、生き残った母たちと艱難辛苦の道を歩んできた。幸い好きな野球で抜きんでた成績を残し岩手県予選で決勝まで進んだが決勝で12対2で敗れて甲子園には出場できなかったがドラフト会議では獲得希望球団が殺到して抽選でロッテ球団に入団した。 そのロッテには吉井理人投手コーチがいた。1年目はゼロ勝、二年目の昨年は結構打たれたが3勝2敗の成績を上げた。同時期入団新人ではヤクルトの奥川投手がいて、昨年奥川投手は9勝をあげ日本一にも貢献した。騒がれて入団した割には佐々木は奥川に水を開けられたと思われていた。所が今年は奥川はまだ一勝も上げておらず故障のようで佐々木は既に2勝。その2勝目がとてつもない三振記録を引っさげての完全試合だから奥川はおろか大谷翔平をもしのぐ快挙をやり遂げた。 吉井理人投手コーチの指導法を高く評価している人もいる。ぎちぎち詰め込み教育をするのでなく、基本を教えて後は本人の工夫努力に任せる教育法とのことだが今回花開いたのは本人の努力もさることながら吉井コーチのお陰もあるかもしれない。 問題はこれからである。他チームも研究してくるだろう。その研究や対応策を乗り越えて10勝以上はしてもらいたい。開眼して花咲かせた佐々木選手の活躍を心より願うものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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