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今が生死

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2022.05.03
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テーマ:憲法改正(59)
カテゴリ:世界平和
大手鞠(ビバーナムスノーボール)

憲法記念日の今日、新聞に改憲必要か否かの世論調査の結果が載っていた。「憲法を変える必要がある」が56%で「変える必要がない」の37%を上回った。憲法9条については変えない方が良いが59%で変える方が良いの33%を上回っていたが昨年調査よりその差は縮まっていた。昨年までは2013年を除き常に「変える必要がない」が「変える必要がある」を上回っていたが今年はそれを大きく逆転した。
これは明らかにウクライナに対するロシアの侵攻が影響していると考えられる。今の時代、日本に住んでいる私達にとってまさかと思うことが起きたのである。いきなり砲撃され家を焼かれ何百万もの人達が避難しなければならなくなったのである。死亡者は元より生き残った人たちも食料や大小便の排泄、寝るところもない。こんなことが日本にも起こるかもしれないと不安に思う人が増えてきたのだと思う。「ウクライナは核を持っていなかったので攻撃された。日本も真剣に核シェアリングについて考えるべきだ」という論調まで出てきた。
日本の平和憲法は世界に誇るものであり、防衛はするが他国を攻撃する戦争は絶対にしないとする憲法を厳重に守り他国の模範として世界をリードしていく矜持を持っていた人は多いと思う。しかし現実に今度の様な事が起こってみると理想論に安住して安穏としていていいのであろうかという考えも出てきた。防衛はするが攻撃しないというが、悪い国があって攻めてきた時専守防衛で守ることだけしていたら果たして勝利して追い返すことが出来るだろうか。攻撃は最大の防御と言われる。攻撃してきたらこちらも攻撃できるように憲法を変えるべきだとの考えが出てくるのも自然かもしれない。
日米同盟があるから安心だと思っていた人が多かったが、いざとなった時本当にアメリカが守ってくれるとは限らないことがアフガニスタンのことや今度のことで明らかになった。
自主防衛を真剣に考える必要があるとする考えが今度の世論調査に反映されたのだと思う。
憲法記念日は毎年巡ってくる。憲法を考える良い機会だがその時々に世界で起きたことが反映されて国民の考えも変わってくる。平和憲法の原則は変えないで運用の仕方については国民も常に関心を持ち、よりよい憲法の下で暮らせるようにと願う。





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Last updated  2022.05.03 13:49:56
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