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テーマ:相撲(1877)
カテゴリ:スポーツ
大相撲名古屋場所は逸ノ城優勝で幕を閉じた。カド番大関正代は勝ち越して10勝5敗の好成績で大関の地位を守った。解説者の北の富士さんは大関陥落間違いないと予想していただけにそれが外れて「面目ない、解説者の資格がない、会わせる顔がない」などとしきりに恐縮していたが1勝4敗の段階で解説者に限らず殆どすべての人が負け越して大関陥落は間違いないと思っていたと思う。
所がである。6日目から人が変ったように7連勝して8勝をあげてカド番を脱して10勝もしたのである。本人も1勝4敗の段階で「8勝は無理だ、大関陥落やむなし」と思っていたと思われるが6日目から人が変ってしまった。 いままでカド番を脱したとしても8勝がやっとで大関としての気概も意地もなく今回大関陥落して再度大関に戻るのは極めて困難で平幕力士として終わるのではないかとみられていたが6日目から大変身したのである。これなら大関の地位を維持して横網も狙えるかも知れないと見方が変ってきた。 体力や技術がそう簡単に変わるものではない。心構えや気力が変ったのだと思う。表情をみていてもおっとりしていてしかも自信が無さそうで勝負の世界で生きていけるとはとても思えなかった。しかし勝ちだしてからの表情は内に秘めたる闘志が感じられ自信も見えるようになってきた。何が彼を変えたのか分からないが、どんなにだめだと思われた人でも人間というものは変われるものだと思った。来場所以後正代から目が離せない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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