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テーマ:選挙!(549)
カテゴリ:政治
庭に咲いている花桃(源平桃)
統一地方選が始まった。県議選は3月31日に告示され4月9日投票だが、山梨県では告示日までに立候補した人が定数と同じで甲府市はじめいくつもの選挙区で無投票になった。県会議員になろうと思う人が段々減ってきている現状があり、これからは立候補者数が定数に満たないことが起こらないか危惧されている。 昨日の朝日新聞のフロントランナーに猿田佐世さん(46歳)が取り上げられていた。彼女は議員ではないが「新外交イニシアティブ」を立ち上げ、戦争回避を訴えて講演で国内各地を飛び回り、アメリカ議会関係者との面談を600回近く行い、米軍基地、安保条約、原発等について政府の外交ルートでなく彼女独自の外交ルートを通じて基地移転予定の辺野古の軟弱地盤をアメリカ関係筋に理解させたり、米国防法から「移転先として辺野古は唯一の選択肢」という条項を削除させたりしている。日本のプルトニュウム保有量の削減や上限も決めたりして、国の政府以上の成果を上げている。 猿田さんは小学生の頃から国連で働くのが夢で、世界から戦争を無くし、すべての国の人々が幸せに暮らせることに役立ちたいと思って命をかけて活動を続けている。 政治家にならなくても民間人として独自の外交を切り開くパイオニアであり、フロントランナーだが、一般的には世界や世の中をよくしていきたいと思ったら政治家を志すのが常套手段だ。 その政治家を目指す人がだんだん減ってきているというのが問題である。県会議員や国会議員になって国の為、社会の為、世界のために尽くそうと思う人が減ってきている現状を分析し、対策を立てていく必要があると思う。 行政に対して批判することも重要だが、総理や大臣に対して無責任な個人攻撃になっていないか考える必要がある。自分が総理なり大臣だったらどのように対応するか考えたり、問題解決のために自分に何かできることはないだろうかと考えた上で意見を言うべきだと思う。 無責任な批判、中傷は為政者のやる気を挫くものだ。為政者のご苦労をしっかり心に感じながら批判してもらいたいと思う。そのような無責任な批判、中傷が政治家になろうと思っている人の出馬を躊躇させている可能性がある。 しかしそのような風潮に負けずに国や社会や世界をよくしていきたいと思う人は、勇気をもって立候補して政治の道に突き進んでもらいたいと願う。senkyo お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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