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今が生死

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2023.04.15
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カテゴリ:学習
有楽町の東京国際フォーラムでの内科学会

4年ぶりに東京に出て第120回日本内科学会講演会に参加してきた。内科学会は120年の歴史があり、今年は120回の記念大会とのことだった。
新型コロナでずっと外出していなくて久しぶりに東京に出てきたので懐かしかった。会場は有楽町の東京国際フォーラムだが、有楽町に行くために乗り換えた東京駅は随分込み合っていた。皆さんも東京は久しぶりの人が多いのだと思うが、雨の中でも生き生きとしていた。このまま平常状態に戻ってくれればと切に願うものである。
広い学会場は満員で、今までずっと我慢していた人達が一堂に集まるのは壮観であった。発表内容は4年間のブランクを感じさせることなく、しっかりした流石と思わせる発表が多かった。これだけ優秀な人達がいるのに新型コロナにいとも簡単にやられてしまい多くの死者を出し、学会も開けない状況になってしまったのは残念でならない。今日の発表を聞いていて、綿密に素晴らしい研究をしてきた人達が大勢いたのに何故コロナには勝てなかったのか不思議に思った。医学者達は深く反省して2度とこのような不幸が起きないようにしてもらいたいと思った。
日本の国際的立ち位置についての発表もあった。日本の医学研究レベルはトップレベルであったのに最近かなり、下位になってしまっているとのデーターが示された。国の医学研究予算が大幅に削られたこととと卒後教育制度が変わったことが大きな要因と述べていたが、国の政策なり方針が国際的地位には大きく関わってくるのだなと思った。
医療に置けるAI(人工知能)の活用についての特別講演もあった。乳がん検診や内視鏡検査、CTやMRI検査などで人間の診断精度を超える結果を示している研究もあり、近々AIに人間が追い抜かれて太刀打ちできない状況が来るかも知れず、その活用の仕方については倫理面での検討も含めて充分協議していく必要がると述べていた。
いずれにしても久々に学会に参加して色々な刺激を受けた。自分も頑張らなくてはという気持ちが湧いてきた。





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Last updated  2023.04.15 22:53:08
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