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テーマ:自殺(53)
カテゴリ:事件
白いアメリカ芙蓉:数日前ピンク色のアメリカ芙蓉を紹介したが2-3日前から白い花を咲かせるアメリカ芙蓉が咲き始めた。両方とも数十年前に植えたものだが毎年それぞれの場所で色違いで咲いている。
歌舞伎界の花形であり、映画俳優としても華々しく活躍していた猿之助さん一家の心中事件は大きな驚きと悲しみに襲われた。 週刊誌に息子猿之助氏(47歳)が若手に対して高圧的態度をとったり一緒に入浴を強制したり男色的行為を強制したりしていた事実が掲載されることになり、ご両親は大変動揺した。特に溺愛してきたお母さんの不安と恐怖は尋常ではなかったと思われる。芸能人は一般人からちやほやされ、評価され、人気を得ていくことが喜びの源泉なのにそれが打ち壊され、その後どうなるか分からない状況に立たたされ、恐怖心でとても生きていけないと思った。お父さんもそれに同調し、ご本人猿之助氏も母親ほどでないにしても週刊誌発売後の自分の立場を想像して一家心中しようと決めた。 猿之助氏も亡くなっていればそれで事件は終了していたが、猿之助氏は助かったのでご両親の自殺幇助(ほうじょ)の罪を問われることになった。自殺幇助罪は6か月~7年で状況によって執行猶予も認められる罪で猿之助氏のケースでは刑は6か月で実刑はなく、執行猶予になると思われる。 実刑があるかないかよりご両親を失った精神的ダメージは想像を絶すると思われる。いましきりに話題になっているSDID(性同一障害)の悲劇の一例だと思われる。 若い世代にはあまりないが、高齢世代ではかなりの偏見と差別意識があり、そのような方々は人知れず大変悩んでおられることと思われる。自分には何の責任もないのに受精後の細胞分裂の時、Y染色体などの分裂の仕方でその方の人生が決まってしまう。若い人たちはそのことをある程度理解して差別なく友好的に暮らしているが、古い考え方の人にはあまり受け入れられていないと思う。 生き残った猿之助氏の精神的苦悩は想像を絶すると思う。実刑があるなしにかかわらずそうーとしてあげてもらいたい。そして本人に再出発の気力が戻ってきたなら暖かく迎えてやってもらいたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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