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今が生死

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2024.01.24
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テーマ:大学入試(210)
カテゴリ:教育
今大学入試の真っ最中である。先日第一次共通選抜試験があり、次は2次試験が控えている。私立と公立の違いはあるが、多くは2段階に分けて選抜されている。大学側は優秀な人材を集めようと入試制度や問題を工夫し、受験生はそれに合致するように対策を立てて勉強してくる。したがって入試制度は大学側主導で進められているが、本当は国民全体で考えていくべきだと思う。
今朝の新聞に東北大学と筑波大学の学長の談話が載っていた。両者とも単なる筆記試験だけでなく総合的な力のある生徒を選抜したいと述べていた。今までの試験では落とされていたが入学後きっと伸びるであろう生徒を合格させたいとも述べていた。世界で活躍する留学生をもっと合格できる制度にしたいとかその大学にフィットした学生を選び、伸ばして行きたいなどの構想を述べていた。
今までの入試は優れたスポーツ選手の推薦入学は別にして、入学試験用の受験勉強を一生懸命してきたガリ勉タイプの人が合格する確率が高かった。その結果、会社や官公庁でそれなりの仕事ができる人材は輩出することは出来てきたが、地域社会でリーダーシップがとれる人や国や地方自治体で国民や県民の為に真に尽くせる政治家の輩出にはあまり貢献してこなかった。現在のウクライナ・ロシア戦争、ハマス・イスラエル戦争終結や国際平和活動など世界でリーダーシップのとれる人材の輩出に日本の大学はあまり役立ってこなかった。ということは日本の入試制度はその程度のものだったということだと思う。
東北大学、筑波大学とも今以上に面接を重視すると言っているが、本当にやる気のある人材を見つけて合格させ育ててもらいたいと思う。筑波大学では入学した一人一人の学生に受け持ちの担任教官を決めると言っていたがそれも人材育成上有効かもしれない。私は入試に望むまでの就業体験も重視してもらいたいと思う。高校卒業後就職してからの受験でもしいし、アルバイト体験でもいいから社会に出て何かしらを学んできた人物の評価もきちんとしてもらいたいと思う。いずれにしても東北大、筑波大だけでなく、全国の大学で入試制度に真剣に取り組んで、日本および世界の生活環境向上、飢餓解消、文化向上、世界平和などに貢献できる人材の輩出に努力してもらいたいと願う。





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Last updated  2024.01.24 11:19:13
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