2883558 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

今が生死

今が生死

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2024.03.02
XML
テーマ:男女差別(7)
カテゴリ:読書
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

生涯健康脳 (幻冬舎文庫) [ 瀧靖之 ]
価格:594円(税込、送料無料) (2024/3/2時点)


「生涯健康脳」で男女の脳の比較をしているところがあった。男性の脳は20歳位から一定のスピードで体積が減っていくが、女性は女性ホルモン(エストロゲン)が脳に対して保護的な働きをして50歳を過ぎた頃から男性と同じようなスピードで減少し始める。
脳の前頭葉や側頭葉にある言語を扱う言語野の体積が女性の方が大きく、おしゃべりやコミュニケーション能力が高い。
女性は夫を亡くして高齢になっても社会とのつながりが保てるが、男性はコミュニケーション能力が低いので社会との関りが少なくなって認知症のリスクを高めたり脳血管障害のリスクを高めたりして女性より寿命が短くなってしまうと書いてあった。
男女で平均寿命が違う原因については社会的立場での責任感の違い、男性の働き時間が長いからとかストレスを受けることが多いからなど色々の説があったが、この脳科学的説明が一番納得できた。東京オリンピックの組織委員会会長の森元総理が「委員会に女性が入っている所は話が長くなって困る」と発言して大問題になって会長交代にまでなってしまったが、それは男女の脳の違いを知らなかった故の時代錯誤の発言で汚点を残してしまった。
この本を読んで男女の脳の違いを理解していると、発言ミス予防だけでなく異性との付き合いにも余裕が持てるのではないかと思えた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.03.02 16:31:35
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X