本能の経営者
今、私とひとつ違いの経営者と商談をしています。こんな時代だからいろいろと研究している経営者は多い。でも…実践しているかと言えば、どうだろう?頭ではわかっていても実行できていない。人はそんなものだと思います。そんな中、この経営者は勢いがあります。「大手と競争してまけるものは、ダダで配る!」たとえば、ティッシュを販売したら負けるのでサービスで配る。有料対無料勝負は明らかです。弱点では決して勝負しない。強みを生かして勝負する。「値切り方がうまかったら原価割れしてもいいや!」気持ちよく値切ってくれるなら、原価を割ってもいいんです。その分ぐらいいつか返ってくるでしょうから。「どう考えても安くかったなぁ」と思えばまた来てしまう。それが人の心です。心を掴む=本来のCSなのだと思います。コミュニケーション不足の時代にあって、貴重な存在だと感じました。仕組みを分解すれば、経営の基本を忠実に行っている。ということになるのでしょうが、そのことに本人はさらさら気づいていない。そのことがきっと大きな経営者になるであろうと感じさせるのです。睡眠時間は3時間。仕事は365日。この人を何とか幸せにしてみたい!